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物件15 定員オーバーの家(再リフォーム)

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物件15 定員オーバーの家(再リフォーム)  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフター 物件15 定員オーバーの家(再リフォーム) で出てきたアイデアをチェックしましょう。

今回の劇的!ビフォーアフター 物件15 定員オーバーの家(再リフォーム) は、9年ほど前に番組でリフォームされた住まいの、再度のリフォームとなります。
その時のリフォームの際、庭に別棟で広い風呂を作ったのですが、湿気がひどく既に傷みがひどい状態となっています。
さらに最近タタミ1畳分の飾り棚兼ストーブ置き場を増築、外観がまだ未完成の上に、通し柱を切断してしまうという危険な状態となってしまいました。
無くなった柱部分の補強と風呂の湿気対策という、リフォームの原因となりやすい部分のリフォームなので、より実用的な内容に期待しましょう。

匠が助っ人の大工さんを一人連れて、さっそくリフォームの開始です。
無くなった柱部分に新たな柱を入れなおし、通し柱として機能するように金物で補強します。
さらに筋かいも切られていたので、太い筋かいも入れなおします。
加えて構造用合板で補強です。

お風呂の部分は、リフォーム前に扇風機などを使って完全に乾燥させます。
乾燥が終わると、家族総出で桧の板の汚れや傷み部分をヤスリを掛けて削り取ります。
傷みがひどいシャワー廻りは、板自体を撤去してのリフォームとなります。

壁を撤去してみると、土台の木も腐っていました。
そこで土台も交換する工事となりました。
最低限の部分を交換して、傷んだ部分を補修しました。

さらに濡れやすい水栓廻りや板の下端部分に、左官用の下地ボードを貼り、お父さん得意の左官仕上げでリフォームです。
防水セメントに浴室用塗料で塗装仕上げを行い、壁のリフォームは完成。
天井もきれいに掃除を行って、きれいな状態を取り戻しました。
しかし継ぎ目部分の水溜りが心配で、もう少し高い位置まで左官仕上げするのが望ましい気もします。

水跳ねしやすい浴槽とシャワー廻りの壁には、お父さんが描いた木の絵を拡大してプリントした浴室パネルを設置。
せっかくの桧板が隠れてしまいましたが、新たな浴室として生まれ変わりました。
ただ裏の桧板部分の湿気の逃げにくさを考えると、ちょっと危険なリフォームとなる可能性もありそうです。

浴室のリフォームは完成しましたが、今度は庭のウッドデッキ部分のリフォームを開始しました。
以前も家族みんなで作ったウッドデッキを、再び家族みんなでリフォームです。
ウッドデッキの一部が腐り穴も開いて危険な状態なので、修理を開始しました。

傷んだ板や棚を撤去して、出た廃材をトラックで処理場まで運び出します。
そこで廃材利用の砕石を2トン購入、ウッドデッキの代わりに庭に敷きこみます。
さらにブロックとモルタルでバーベキューコーナーを作りました。
全面ウッドデッキの庭から、砕石とウッドデッキが並存するバーベキューまで出来る庭に変身しました。

また室内を塞いでしまった増築部分は、外部をきれいに仕上げて扉をつけ、屋外から使う納戸に変身です。
収納部分が増えてことになるので、お父さんの発想も、まったく無駄にはなりませんでした。
万一雨漏りしても、室内の被害は防げます。

補修した室内側には、家族みんなの写真が大きく引き伸ばされて、飾られました。
リフォームの記録として、これからも家族を見つめることになりそうです。

今回の 劇的!ビフォーアフター 物件15 定員オーバーの家(再リフォーム) は、改造部分の確実な改修と浴室部分には不安の残る改修、そして庭のバランスのいい改修が見られたリフォームとなりました。
柱を切った増築部分の補強は、かなりしっかりしたもので、安心できる住まいに戻りました。

ただ浴室は結露の改善につながるリフォームは見られず、傷みにくい材料に変更することが主になってしまったところがちょっと残念でした。
変化に富んだ壁にするリフォームは興味深いものですが、結露の問題は逆に悪化しそうな印象もあります。
換気扇や常に換気できるガラリの設置など、はっきりした結露対策が見られなかったので、数年後には再びリフォームが必要となるかもしれません。

庭のリフォームは より使い勝手が広がり、変化に富んだ快適リフォームとなりました。
池があるので、砂利敷きの庭も良く似合いますね。
デッキが傷む部分は無くしてしまうという発想は、納得できる解決法といえるでしょう。

今回のリフォームは、良いリフォームと疑問の残るリフォームが混在したリフォームとなりました。
仕上げ材などのアイデアは面白かっただけに、問題の根本を解決するアイデアが欲しかったところなのです。
せっかくの再リフォームなのですから、傷みなどが再発しないリフォームの重要性が問われるリフォームだったといえるでしょう。

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