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物件207 敷地千坪の庭(後編)

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物件207 敷地千坪の庭(後編)  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフター 物件207 敷地千坪の庭(後編) で出てきたアイデアをチェックしましょう。

前回に続いて、広い庭のリフォームが続きます。
前回の最後で発生した問題は、貼ったばかりの芝生が剥がれ落ちていたことでした。
イノシシの足跡を発見、なんと野生のイノシシが木の芽を食べる為に芝を荒らしてしまったようです。
再び芝を貼り、何とか元に戻します。

今度は、瓦を再生する前の砂状に砕いた材料を大量に入手しています。
そして中庭部分の石を取り除き、植木は移植します。
空き地となった中庭には、円状に鉄筋を配し、その内側に丸いモルタルの壁を作りました。
その内側に砕石を敷き詰め、直径5Mほどの円形テラスを5個作ります。

外側のモルタル壁には、着色した造形モルタルで化粧しています。
みんな独自の、自然を意識したデザインで仕上げていきます。
その内側には先ほど入手した砂上の瓦の廃材を敷き詰め、平らに均します。
円の隙間には樹木を移植して、段々畑のような個性テラスの完成です。
水の吸収がいいので、快適に使えそうです。

今度は大きめの石を幾つか運び出し、平らに切っています。
それに文字を削り込んで、入口部分の看板として利用します。
既存の石積みの門柱を削り込んで、看板石をはめ込んで表札の完成です。

中庭の円形テラスの隙間を、モルタルで埋めて下地を作っています。
その上に塩ビシートを敷いています。
平らな石の残りを塩ビシート上流の部分に積み上げ、塩ビシートの上には石や木材を点在させています。
さらに砂利を敷き詰め、温泉の小川が完成しました。

小川の下流には直径1Mほどもある大きな皿が埋め込まれた、足湯も作ってあります。
石の床に竹風の壁で、趣のある足湯としてまとまっています。

リフォームが完成して、適度な開放感を持った入口となりました。
石垣上の芝生や石垣の隙間の野草が、優しい雰囲気を与えています。

門を入ると大きな木の木漏れ日の間から、美術館となる洋館が見えてきます。
アプローチの緩やかな階段には、門扉を分解して作った手摺も備わります。
途中に植えられた樹木の足元には、マイセンのトレードマークが入った石も置かれています。

石段脇の古い門柱は残して、花台として活用しています。
その上においてあるプランターは、マイセンの欠片を活用したユージさんたちの手作りです。

円形テラスには日傘やテーブルを置いて、憩いの場として活用します。
テラスから見下ろせるもみじの下には、枯れた松を切って作ったアスレチックも備わります。
子供が上に昇りきると、霧状の水を出すボタンを押せます。
前回の松の木の伐採やチェーンソーを使っているシーンは、アスレチックを作る工事だったようですね。

駐車場からは、車椅子でも通れるバリアフリーのスロープ通路が付きました。
床材にはテラス同様に、瓦の廃材を使用しています。
濡れても乾きやすいので、安全面でも効果的です。

今回の 劇的!ビフォーアフター 物件207 敷地千坪の庭 は、既存の樹木や石を活用しつつ様々なアイデアリフォームが満載となりました。
大きなスペースの活用ではありますが、円形のテラスや小川の作りなど、住まいの庭のリフォームとしてもスケールダウンして活用できそうなアイデアが印象的でした。
壊して再利用することで、新鮮で快適な庭となる点でも参考となるリフォームだったといえそうです。

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