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物件215 想定外の家

劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック    住まいのリフォーム・リノベーション

 


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では、
住まいのいろいろな改修方法や
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住まいのリフォーム・リノベーション情報が満載です。

 

物件215 想定外の家  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフター 物件215 想定外の家 で紹介されている、リフォームの役に立つアイデアをチェックしましょう。

今回の劇的!ビフォーアフター 物件215 想定外の家 は、3つ子の兄弟を含む5人家族の住まいのリフォームです。
一気に子供が増えた想定外と、2つの賃貸アパートだった2階を全て使って住んでいるという想定外が重なっています。
1階は両親の住まいで2階を全て使えるのですが、玄関や水周りが2つあるので、使いにくく無駄な状態なのです。

広さとしては67平米くらいあるので、狭すぎるわけではありません。
そこで玄関や水周りを整理して、部屋割りなどを使いやすくすることがリフォームのポイントとなります。
外観はかなりしっかりしていて予算はそこそこあるので、3人の同じ年齢である子供の為のスペースの作り方に注目しましょう。

解体が始まると、今回は丁寧に作業が進められています。
建物はかなり新しく使える部分がたくさんあるので、再利用するために慎重に外しているのです。
そして本格的に解体開始です。

内側の壁がほとんど取り除かれ、スッキリしました。
そして2つの賃貸住宅を仕切っていた壁を、必要最小限の部分に穴を開けました。
建物の強度を確保する壁なので、あまり大きな開口が開けられないのです。

そして一部の床を剥がし始めました。
1階の壁の一部も壊して、2階に上がる内階段を作っています。
さらに1階の浴槽も取り壊し、大きなお風呂に変更です。
1階に共用の広い浴室を作ることで、2階の浴室スペースを節約しました。

ここで1階のキッチンまで撤去して、さらに天井も取り壊して上下がつながりました。
そして2階の2つのキッチンを再利用して作ったキッチンを、1階に取り付けます。
こちらもキッチンを共有することで、2階のキッチンスペースを節約するようです。

暗い1階のキッチンの日当たりを改善する為に、吹き抜けとして明かりを取り入れています。
その吹き抜け周りには、3つ子の為の机が付いて、1階の祖父母と子供たちのコミュニケーションを促す作りです。
ただこの机は日当たりが良すぎて眩しそうで、子供が大きくなった時には使わなくなる可能性も大きい気がします。
さすがにここまで1階にも手が加わると、予算が厳しくなりそうです。

2つあったキッチンのシンクは、1つがお母さんの家事室の家具として再利用、もうひとつはガレージに置いて、バーベキューの時に活用できる流しを作りました。
さらにツーバイフォー用の木材を組んで作った枠をたくさん作り、広いワンルームの部屋(単身者用アパートだった部分)に運び込みます。

ここは3人の為の子供部屋で、一人当たり3つの木枠を組み合わせて、大人も眠れるサイズのベッドと収納スペースとしました。
木枠の格子の間に棚板やハンガーパイプを取り付けて、自由に使える可動式家具の完成です。
配置のバリエーションもあるので、いろいろな形で使えます。

リフォームが完成して、1階の広い玄関が2世帯家族みんなの玄関となりました。
収納スペースも増やされ、玄関からすぐに内階段につながります。
階段の壁には写真を飾れるスペースや、飾り棚が備わります。

1階のキッチンは邪魔な壁が取り払われ、吹き抜けの明るさも加わって快適なキッチンに生まれ変わりました。
収納付きのカウンターには、収納式のテーブルまで備わります。
既存の食卓と繋げて、大きなテーブルで2世帯家族みんなが揃って食事が出来ます。

1階の風呂場は段差がなくなり、脱衣室を小さくして広い浴室としています。
狭くなった脱衣所ですが、収納を増やすことで使い勝手を良くしています。

階段を上がると、広いリビングにつながります。
その脇の従来のキッチンスペースは、お母さんの為の家事室に生まれ変わりました。
作業机や流し、小型の冷蔵庫や収納付きの鏡まで備わり、洗面所としても使える多目的空間です。
対面する壁にも収納が備わり、こちらは3つ子の為の収納スペースです。

机が備わる吹き抜けスペースには本棚も備わり、その後ろは4畳半の和室で夫婦の寝室となります。
扉が大きく開くので、机のスペースと一体的にも使えます。
大きなクローゼット付きで、収納面でも問題ありません。

昔の賃貸住宅ひとつ分を丸々使った子供部屋は広々とした空間で、家具の配置によって様々な使いかたが出来ます。
レール付きのスポット照明付きで、家具の変更にも対応できる照明としています。

今回の 劇的!ビフォーアフター 物件215 想定外の家 は、1階までしっかり手を加えて、つながりを感じる2世帯住宅にリフォームした点が一番のポイントです。
予算を考えると、よくここまで手を加えられたという印象もあります。
上下をしっかり繋げたことで、2世帯家族の生活空間全てが快適になりました。

使える部分の再利用や使いやすいアイデア家具など、普通のリフォームの際にも参考と出来るアイデアも豊富に見られました。
小さめの寝室や広い子供部屋など部屋の広さにメリハリをつけて、より快適さや使いやすさを高めている点も参考に出来るリフォームだったといえそうです。

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