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物件228 花も涙もかれた庭

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物件228 花も涙もかれた庭  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフター 物件228 花も涙もかれた庭 で紹介されている、リフォームの役に立つアイデアをチェックしましょう。

今回の劇的!ビフォーアフター 物件228 花も涙もかれた庭 は、病気で休んでいた園芸好きのお母さんが居ない間に荒れ果ててしまった庭のリフォームです。
64坪ある広い庭には花がなくなり、藤棚だったビニールハウスの骨組みも、現在は骨組みだけが残るさびしい状態です。
園芸の作業場となるスペースには屋根がなく、使いにくい状態でもあります。

そこで今回は雑草を綺麗に整理して、体が弱くなったお母さんでも手入れしやすい庭作りが基本となりそうです。
さらに野菜作りもしている娘さんの、ガーデンパーティーが出来るスペースを確保する条件も加わりました。
予算は500万円とそこそこ豊富なので、作業場やパーティースペースも含めた楽しいリフォームが期待できそうです。

まず庭を整理して、根が強いミントを手間を掛けて除草します。
ビニールハウスの骨組みも一旦解体、残す庭木を他の場所に一時的に移植します。

ここで地元で取れる丹波石を庭に持ち込み、縁に沿って石を並べて花壇の土留めとしました。
適度な高さとすることで、腰掛けることも出来ます。
その一部分には扇形に砂利を敷き、迷路のようなコンクリートを打って、花壇の基礎を作りました。
コンクリートがない部分の砂利は、排水にも一役買うアイデア入りです。

お母さんの作業場だったスペースでは手摺を切断、そこにウッドデッキを作り、部屋から段差が少なく出られるスペースとしました。
さらに台所前までウッドデッキを延ばして、作業場と台所もつなぎました。
ウッドデッキは階段付きで、庭にもスムーズに降りられます。

ここで庭にはつながっていない物置となっていた車庫を整理、さらにその奥の離れの一部を解体しています。
そして、1畳ほどのスペースを増築しています。
車庫部分は合板で内装を綺麗にリフレッシュ、そこに業務用のシンクと収納棚を配しました。
収穫した野菜を洗って整理できるスペースで、新しくした扉から離れの増築部分につながります。
離れの和室につながる出入スペースを追加することで、休憩や着替えが出来る離れとしました。

さらにトイレも追加して、みんなが集まって庭造りがしやすくなる機能を追加しました。
増築部分の外壁は焼き杉仕上げ、庇も木の現しでちょっと違和感のある和風デザインですが、新しくしたことを強調する意味では効果的でしょう。

庭に面した建物の壁にパーゴラを設置、緑のツタをはわせることで日除けとなります。
そしてキャスター付きの台車をパーゴラに設置、シンクも組み込んでガーデンキッチンを作りました。
作業台が動くことで、普段は雨風を遮った状態となるので衛生的です。

リフォームが完成して、庭はイングリッシュ風ガーデンに一新されました。
扇形の花壇はレンガ積みで仕上げ、ベンチに座って手入れも出来ます。
裏には、花の苗や鉢などが置けるカウンターつきです。

円形の周囲には花壇が続き、井戸水を使った水道や鉢で作ったテラコッタドールが備わり、使いやすさと楽しさを演出しています。
ビニールハウスの骨組みは庭の中央で再利用、今回は傾斜を急にしてヒメリンゴの葉が木陰を作る、円形のモザイクタイル仕上げのテーブルが備わりました。
テーブルの下には雨水をしみ込ませる浸透枡を設置して、水はけを良くしています。

ウッドデッキの作業場には作業台や棚を設置して、使いやすくしています。
さらに庇を追加して、雨や強い日差しを遮ります。
作業台には、キャスターで動かせる苗付け用の作業台も備わります。
冬に苗床を作るサンルームまで、スムーズに移動できる動線も作り、使い勝手の良さを加えています。

リフォームした車庫の隣もカーポートも、棚をつけて腰掛けテーブルも設置され、休憩所として使えます。
水はけが悪くぬかるんでいた道路から庭までの通路も、水はけの良いブロック仕上げとしてスムーズに庭に入ることが出来るようになりました。

今回の 劇的!ビフォーアフター 物件228 花も涙もかれた庭 は、庭の手入れの手間を減らす工夫と使っていない車庫の活用がポイントでした。
イングリッシュ風ガーデンとすることで土の部分を減らし、庭の手入れの手間を減らしていました。
さらに苗床作りから庭の手入れまで使いやすさとつながりを工夫した、作業の負担を減らすアイデアも見るべきものがありました。

たくさんのテーブルを配したことで、たくさんの人が集える庭としていることもポイントです。
気軽に集まれる円形テーブルや野菜を楽しむガーデンキッチン、カーポートの腰掛けテーブルなど人が集まりやすいこだわりが印象的でした。

住まいとのデザインバランスなどでは、微妙な部分も感じました。
しかし使いやすさと手入れのしやすさ、さらには人が集まる庭作りなどのアイデアは、非常に参考にできるリフォームだったといえそうです。

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