物件231 女子マネ泣かせの部室 劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック
劇的!ビフォーアフター 物件231 女子マネ泣かせの部室 で紹介されている、リフォームの役に立つアイデアをチェックしましょう。
今回の劇的!ビフォーアフター 物件231 女子マネ泣かせの部室 は、初めてとなる高校(高等専門学校)の部室のリフォームとなります。
ラグビー部の部室は狭く散らかっているので、あまり掃除も出来ずに臭いなども気になるようです。
また部員の多さに対して、部室や器具庫の狭さと道具の多さが使いにくさを増している要因ともなっています。
昔なら部室としては一般的ともいえそうなのですが、モダンで広い部室も多くなってきた現在では少し厳しい状態ともいえそうです。
リフォーム予算は100万円と少なめなので、ローコストに作るアイデアや狭さを克服するアイデアに注目でしょう。
狭さを活用するアイデアは、狭小住宅づくりにも役に立つはずです。
リフォームの前に部室の片付けを行いますが、無駄な物もたくさん出てきました。
そこで今回は、いらない物を捨てる作業からスタートします。
室内が空になり、いよいよリフォームの開始です。
学生による作業が始まり、窓などを養生テープでカバーして、コンクリートブロックの壁を消臭効果のある漆喰をローラーで塗装していきます。
そして学生を連れて資材置き場に向かい、リースできなくなった足場用の鉄パイプや足場板を安価に購入してトラックに載せています。
この材料を綺麗に磨き、新品のような材料として活用です。
さすがに高等専門学校なので、パイプ磨きや切断や穴あけなどを学生が難なくこなせます。
加工した鉄パイプを金具でつなぎ、部室に搬入して組み立てています。
部室の中に、コの字型のフレームを作りました。
ここで、足場板も綺麗に削って塗装しています。
さらにワイヤーメッシュも加工して、フレームに取り付けました。
このフレームに、25人分のロッカーが完成しました。
風通しが良い形で臭いを減らし、ワイヤーメッシュにはいろいろなものが掛けられるアイデアロッカーです。
器具庫側のロッカーには、穴をたくさん並べてあけた鉄パイプを取り付けました。
そこにボルトを突き刺して、物干しバーとしました。
かなり丈夫な作りなので、洗った重いタックルスーツを掛けて干しても平気です。
ここで外壁もしっかり塗装を行います。
さらに、大きな2台のアルミ製の台車を運び込んでいます。
古いタックルバッグを解体して作った取っ手カバーやハトメとして再利用、その台車に取り付けて移動式の収納が完成です。
ドリンクやタックルバックが入るので、整理が出来つつ出し入れも簡単になりました。
UVカットのテント生地の部分が持ち上がり、日陰を作れる工夫付です。
部室の入口には鉄板をレーザー加工した表札も付いて、リフォームの完成です。
部室の外観は綺麗に塗り直されて、ラグビー部のエンブレムも入りました。
古い木製のロッカーも棚板を減らして再塗装したことで使いやすくなりました。
鉄パイプを利用したハンガーラックも備わります。
入口近くの壁にはテレビモニターと本棚に加えて飾り棚を設置、トロフィーも飾るスペースも確保しました。
その前には、作戦などの打ち合わせに使うホワイトボードを取り付けることも出来ます。
ロッカー下にはベンチも収納できて、引き出せばミーティングスペースとなります。
ロッカーをつなぐ部分もテーブル兼ベンチとして使え、古いタックルバッグを解体して作った丸い腰掛も備わり3段で座れます。
3段目にはしっかり背もたれも付いて、安定して座れる工夫付です。
器具庫の棚は高さを組みなおし、不要なものを整理したことでコンパクトにおさまりました。
錆の出ていたスチールの靴入れも、再塗装して再利用です。
アルミの台車の為に、出入口の段差を解消する移動式スロープも備わりました。
今回の 劇的!ビフォーアフター 物件231 女子マネ泣かせの部室 は、自分で出来るリフォームのアイデアや整理することの大切さを教えてくれたリフォームとなりました。
壁や家具は丁寧に再塗装することで新品同様になりますし、壁の再塗装も使う塗料の種類や塗り方を分かっていれば意外に簡単に出来るものです。
また要らない物を減らすことで部屋を広く使えることがはっきり分かりましたし、収納するものに適した収納として整理することで、要らない物が増えることもなくなりそうです。
またミーティングスペースのベンチの工夫なども、人が集まるリビングやダイニングなどで応用が効きそうです。
収納のアイデア活用法として、今回の部活のリフォームは住まいの収納の作り方としても参考に出来る内容だったといえそうです。