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物件268 夢が打ち砕かれた庭

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物件268 夢が打ち砕かれた庭  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフター 物件268 夢が打ち砕かれた庭(鹿児島県姶良市 町田家) で紹介されている、リフォームの役に立つアイデアをチェックしましょう。

今回の劇的!ビフォーアフター 物件268 夢が打ち砕かれた庭 は、広すぎて荒れ果てたまま手つかずという状態の庭のリフォームです。
8年前に購入した郊外の庭付き一軒家は、子供がのびのび遊べて家庭菜園もできるという夢を実現するはずの庭は広すぎたようです。
150坪の広大で荒れ果てた庭は害虫や野生動物の楽園状態で、子供は道路で遊んでいるような状態。
庭のリフォームではお馴染みの造園家 金石氏が今回の匠。
タレントのユージさんと合流して、今回のリフォームに挑むようです。
カーポート上を利用してブドウが実る車庫部分は見事なものの、母屋につながるアプローチ廻りはたくさんで多様な樹木が手入れ不足の状態で茂っています。
さらに奥に広がる庭だけで150坪ある荒れた部分は庭樹でふさがれている状態で、洗濯物を干す邪魔にもなっています。
夏の時期には刈った雑草が1か月で再び生えてしまい、危険なスズメバチも飛び交っています。
ただその庭にはビワやキウイやグミ、柿やハッサクも植わっていて、季節ごとに収穫も楽しめるようです。

リフォームの予算は300万円、普通の庭の広さであれば十分以上なのですが、この広さとなると若干不足気味。
そこで、実がなる樹木を生かしつつ、無駄な樹木や雑草が生えにくい、遊べる庭へ改良するローコストでできるアイデアに期待しましょう。

あいにくの雨のリフォーム初日、まず手始めに門扉廻りを撤去。
アプローチの樹木も切りそろえ、3m幅の駐車スペースを確保しました。
車庫のブドウが実っている間はここに車を置いて、ブドウが落ちて車の塗装が傷むことを防ぐようです。
トラックが入るので、庭の工事や手入れもしやすくなります。
ここでユージさんが離脱、入れ替わりでTKOの木本さんがリフォームに参加します。

駐車スペースは庭まで土間コンクリート仕上げ、コンクリートにレンガチップを混ぜて、色にアクセントをつけています。
土間床なので、コンクリート強度は特に問題ありません。
レンガブロックも点在させて、コンクリートを均す足場にしつつ、デザインアクセントとしています。
コンクリート表面を洗い出し、レンガチップや砂利を浮き上がらせます。

ここでユージさんが合流して木本さんが離脱、匠と一緒に中古の物流機材を物色して、パレットをたくさん購入。
ベランダ前に山砂を敷き、その上にパレットを並べます。
水平を合わせて、隙間に水はけを良くする軽石を埋めて真砂土をまいて、テラス空間としました。
ベランダは手摺を外して床を木に変更して伸ばし、庭につながる広いウッドデッキとして、テラス空間に繋がります。

流し付きの作業場は、入り口にパレットを立て掛けて、さらにタイヤを乗せました。
壁の網には鉢などを挟み、間に商品にならなかった安価な変形煉瓦を積んで壁としています。
完成してからパレットとタイヤを外し、きれいな入り口の完成ですが、地震の際には倒壊の危険がありそうです。
シンクは手前に移し、今度は少し離れた手前部分に綺麗なレンガを積んでいきます。
溶岩石を積んでその上にクスノキの半丸田を乗せ、テーブルとしました。
さらに溶岩プレートをレンガの上に載せて、立派なバーベキュースペースの完成です。
手前に移したシンクは、バーベキューの準備や後片づけにも活用できます。

ここでユージさんが合流、古い大きな物置を、塩ビ管の上を滑らせるように庭の真ん中に移動しています。
壁の3面をプラスチック保護板で覆い、少し離れた小さな物置との間に土を盛ります。
その外側に瓦を並べて土留めを作り、屋根にはベランダのプラスチック床板を再利用して貼り、さらにその上に木枠を組んで土を敷き芝生を敷きました。
盛り土部分から屋根の芝生に上り、庭が見渡せて、高い位置に実った果実の収穫もできます。
物置の壁にはラス網を張ってモルタル塗り、扉は1枚だけ開口として、その他は全てモルタルで塗りこめ。
さらにワラ入りの土を投げつけて、荒々しく仕上げました。
土が雨で流れても、同じように簡単に作り直せます。
扉は木板で化粧、さらに庇として木製パーゴラも設置しています。

リフォームが完成して、アプローチの植木を整理、ブロック塀もブドウのレリーフなどで化粧してすっきりした楽しい印象のアプローチや塀に生まれ変わりました。
ブドウ棚下の車庫にはベンチを置いて、庭につながる廻りも綺麗にして、日陰でブドウを楽しむ空間にもなりました。
庭に続く通路は樹木を無くして、テラス同様に水はけの良い真砂土の床仕上げです。

新たな駐車スペースとなった物干し場の前は開けて、陽射しや通風を確保。
庭へのアプローチもスムーズになるように、不要な樹木を大幅に減らしました。
庭の真砂土テラスは庭の奥まで続き、残した樹木の周りはレンガで囲んで他は芝生張り、雑草が生えにくい庭に一新しました。

ウッドデッキとなったベランダ下には、アロマオイルを作る際に発生する、廃材ながら虫除け効果のあるウッドチップを一面に敷き詰めています。
ベランダ正面には、桜島をイメージしたオブジェ風で噴水付の花壇も備わります。
バーベキューコーナー隣の倉庫内は、流し周りに棚などを付けて使いやすく整備。
庭の中央は芝生で仕上げ中央に丸くレンガで囲った水場、鉢植えに溶岩を乗せた噴水を点在させて楽しいスプリンクラーとしています。

キウイ棚の下も真砂土テラスとして水はけを改善しつつ床が上がり、単管パイプを組んだ棚が低くなったことで、子供の手が届く高さとなりました。
使える水質の井戸は、古い手押しポンプを電動ポンプに交換して、庭にまく水などに活用です。
周囲の床はビー玉、譲り受けたタイルの洗面台を再利用した手洗い場も追加しています。

ビワの木には、パレットラックで作った収穫台が付きました。
丸太ステップ付きで、遊びの要素も取り入れています。
柿の木の横にある物置上の屋根上芝生には、手摺が付いて展望台としての安全性を追加。
パーゴラには霧吹き機能(ミストシャワー)も備わり、暑い時期の熱中症対策としています。
物置の中には棚板を加工再利用した黒板を設置、小さな物置は扉を取り払い、遊具入れとして活用しています。
築山の斜面には塩ビ管を繋いで作った滑り台付、これは子供も手伝って作ったようです。
さらに、傾斜を生かした段々畑の家庭菜園まで備わります。
柿の木の枝にタイヤを吊るしてブランコとして、隣には塩ビで囲った粉砕機付コンポストまで備わります。


今回の 劇的!ビフォーアフター 物件268 夢が打ち砕かれた庭(鹿児島県姶良市 町田家) は、真砂土テラスと芝を活用した手入れが少なくて済む庭作りが印象 的でした。
庭の広さを生かして不要な樹木を撤去、反対に実がなる樹木は全て残して、収穫が楽しめつつ手間がかかる無駄な樹木を無くした庭としていました。
バーベキュー空間も、タイル壁の耐震性は気になるものの、楽しく使いやすい作りとしていたようです。
そして物置を活用した築山廻りがハイライで、展望台や滑り台や家庭菜園など多様な機能を追加。
広い庭づくりの参考にできるアイデア豊富な、楽しく参考にできるリフォーム内容だったといえそうです。

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