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物件271 薪で支える家(前編)

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薪で支える家(後編)


薪で支える家(前編)


床下から潜望鏡が覗く家(前編)


 

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では、
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物件271 薪で支える家(前編)  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフター 物件271 薪で支える家(高知県梼原町 中越家) で紹介されている、リフォームの役に立つアイデアをチェックしましょう。

今回の劇的!ビフォーアフター 物件271 薪で支える家(前編) は、育ての親が残した家を守るためのリフォームとなります。
現地は高知空港から車で3時間ほどかかる遠い場所で、四万十川上流で県境近くの深い山の奥。
途中には道が崩れていて鉄板が敷かれている場所もあるなど、狭く険しい道でしか行けない秘境のようなところです。
森の中に建つその敷地には、平屋の小さな建物が3つ。
屋根に苔が生えた薪で炊く五右衛門風呂兼穴が開いているだけのトイレが敷地の手前に建ち、水路上にかかる狭い橋の先に、母屋とあと一棟の建物があります。

その築55年(移築で実質は築100年以上)で建坪22坪である母屋が老朽化、縁側下は薪の木で支えているような状態です。
玄関まで続く通路も狭く、下が2mほどの崖なので危険。
夜は明かりがほとんどなく、隙間風も多い厳しい環境です。
台所の床は抜ける寸前で使えず、さらに水もガスもない状態です。
そこで水を汲みに行くにも、高低差10mある狭く滑りやすい道を通っていくという大変さ。
仏壇裏の壁が石で押しつぶされそうな状態と、建物の建っている場所にも危険が山積みです。
こんな厳しい住まいながら、依頼主である3兄弟の育ての親の思い出があるので、どうしても残したいという強い意志があります。

リフォームの予算は100万円と、遠い物件の上に非常に少なくなります。
そこでコストを抑える為に、Wエンジンのえとう窓口さんをメインにたくさんの助っ人が入るようです。
素人の手作業で可能な工事をどこまで取り入れ、どこまでリフォームが可能なのか、興味深い内容となりそうです。

リフォームの前に、匠やえとうさんに加えて、依頼主の兄弟に娘や孫など親族が加わり、業者を使わないローコスト引っ越しが始まりました。
引っ越しが済んで、重機が到着しました。
敷地内の邪魔な小屋を壊し、道路を拡張。
水路上には鉄板を敷いて、母屋に続く橋も幅を広げます。
さっそく母屋の裏手の石垣を崩して、崖を離したところに移動させて安全な石垣をつくります。
この安全を確保する工事には町から助成金が出るようで負担が軽減、これは地域によっては同様に使える場合もありそうで工事前に確認しましょう。
仏壇裏の外壁の板はぎりぎりでもっていたようで、割れていました。

ここで、依頼主の長男さんが工事に参加。
建築土木の仕事をしているので、戦力として貴重な存在となりそうです。
削り取った土は家の前に盛って、玄関前の道幅も増やし、廃土の費用も省略できて一石二鳥。
石は手作業で積んで、土留めとしています。

水汲み場には水を貯めるタンクを設置、家までポンプで水を送る計画です。
この給水工事にも町の助成金を活用、厳しい環境の地域では、生活の助けとなる助成金も種類が豊富に用意されていることも多くなります。
依頼主がここまでの工事を確認、母屋周囲の安全と新しくできた水道に感心したところで、孫たちの工事への参加を予告しつつ次回に続きます。

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