住まいのリフォーム・リノベーション、タイトル画像

匠が選ぶビフォーアフター大賞2012

劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック    住まいのリフォーム・リノベーション

 


劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック



お風呂が後回しになった家


ビフォーアフター大賞2012


老後の楽しみが奪われる家


 

住まいのリフォーム・リノベーション
では、
住まいのいろいろな改修方法や
必要なコスト、快適さの追加や
エコロジーや節約ポイントを紹介。

計画や工事のチェックポイントや
リフォームが必要な時期など、
住まいのリフォーム・リノベーション情報が満載です。

 

匠が選ぶビフォーアフター大賞2012  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフターで、年間大賞が選ばれます。
匠が選ぶビフォーアフター大賞2012として、2012年放送分の物件の中からビフォーアフター大賞が選ばれます。
さらにキッチン・水回り部門、家具・収納部門、空間アイデア部門、再生部門の4部門で各賞が選ばれます。
リフォームの専門家である匠自身が選ぶ賞なので、専門家の目で選んだ結果が楽しみです。

まず各部門の発表です。
まずキッチン・水回りの第3位は、物件233 とんでもなく傾いた長屋 です。
壁が大きく傾いた長屋で、初の2軒長屋をまとめて同時リフォームとなった物件です。
2軒それぞれに特徴を持たせた、モダンおくどさん キッチンが受賞です。
同じ壁付きキッチンながら、使う家族に合わせた素材やデザインや高さなどが評価を受けました。
特に昔のかまどのイメージでキッチンカウンターを作った、モダンおくどさんが印象的でした。

キッチン・水回りの第2位は、物件216 兄が帰れない家 です。
車椅子が必要になったお兄さんのために、実際に使いやすい動きを試しつつのリフォームでした。
その中で採用された、左手だけで簡単トイレが受賞です。
洗面とトイレがワンルームになったもので、お兄さんが使いやすい位置の手摺にする為に斜めの壁としたりした、専用設計のトイレです。
洗面の歯ブラシも片手で使える工夫付きで、バリアフリー水廻りのお手本ともいえる内容でした。

キッチン・水回り部門の第1位に輝いたのは、物件222 ベランダがお風呂の家です。
下呂温泉に建つ酒屋兼用住宅で、せっかく手に入る温泉を楽しむことが出来ないベランダに作られたお風呂を改善するリフォームが印象的でした。
その自宅で源泉絶景お風呂が、キッチン・水回り部門の第1位に輝きました。
温泉を入れたり温度管理するアイデアが素晴らしく、岩風呂風の作りや景色の取り入れ方も絶妙でした。
受賞物件を改めて訪れると、店先の杉玉の色が変わっていましたが、その他はほとんどそのまま使われているようです。


家具・収納部門の第3位は、物件215 想定外の家 です。
思いがけない三つ子の誕生で、使いにくい2つのアパートを自宅として使っていた住まいをリフォームした物件です。
そこで採用した、可動式の自由自在三つ子ベッドが受賞です。
吹き抜けにある机カウンターに加えて、広い子供部屋にレイアウトが自由な3つのベッドをつくりました。
使い方を考えたりする楽しさもあって、夢が広がる多機能収納ベッドでした。

家具・収納部門の第2位は、物件237 老後の楽しみが奪われる家 です。
週末にたくさんの孫が集まる為に、大人数でも使いやすい住まいへのリフォームでした。
その中で採用された、そのまま仕舞える楽チン布団干しが受賞です。
床のレールと造り付けの布団干しを組み合わせ、大きな窓の前に布団を楽に動かせるアイデア収納です。
たくさんの布団を手軽に収納できる上に干しやすさの点でも、興味深いアイデアでした。

家具・収納部門の第1位に輝いたのは、物件231 女子マネ泣かせの部室です。
環境が悪い部室を使いやすくするリフォームで、高専の生徒の協力も印象的でした。
そこで採用された汗と青春の単管ロッカーが、家具・収納部門の第1位に輝きました。
生徒が磨いた古い単管を再利用した、収納力の確保と通風を確保するアイデアが素晴らしく、会議の機能やキャスター収納まで備えていました。


空間アイデア部門の第3位は、物件217 押入れの奥に両親が寝る家 です。
複雑な作りで使いにくくなっていた住まいを、2世帯が使いやすくリフォームした物件です。
そこで採用された、2世帯で安心 親子の踊り場が受賞です。
親世帯と子世帯をつなぐ階段の踊り場分を広く取り、適度なコミュニケーションと適度な距離感を両立。
みんなで使える机や収納を取り入れることで、2世帯のつながりを促すアイデアが印象的でした。

空間アイデア部門の同率第3位は、物件232 頭の痛い家 です。
左半身が不自由になったお母さんと同居する為に、古い民家をバリアフリーリフォームした物件です。
そこに採用された、行きも帰りもスイスイ歩行器が受賞です。
広いリビングを横切る為に専門家に相談して作った歩行器で、天井のレールとストッパー機能付きのレバーが備わります。
さらに、お母さんが集めた糸で作った組紐で飾る優しいデザインが印象的でした。

空間アイデア部門の第2位は、物件226 天井から雨が降る家 です。
無理に室内にした部分の雨漏りがひどく、雨漏りをなくし快適にするリフォームでした。
その中で採用された、雨も楽しい光の庭が受賞です。
奥行きのある長屋を環境を改善する中庭に、コンパクトな日本庭園を生み出したデザインが魅力的でした。
中庭を作ること自体は細長い長屋では定番なのですが、まとめ方の上手さが受賞理由となったようです。

空間アイデア部門の第1位に輝いたのは、物件227 窓を開けてはならない家です。
大自然に囲まれているものの、高い基礎が危険な湿気の多い住まいのリフォームでした。
そこで採用された家族が輪になるラウンジピットが、空間アイデア部門の第1位に輝きました。
基礎の高さを活用してリビングの床を丸い形で下げ、ベンチや収納の機能を持たせています。
コルクタイルを貼ることで、優しい雰囲気も加えていました。
現在この住まいに付けられたソーラーパネルが、売電で収入となるほどの効果を発揮していました。


再生部門の第3位は、物件230 思い出を置いてきた家 です。
築130年の町家の再生で、曳き家と使いにくさを解消しつつ思い出もたくさん残したリフォームです。
そこで採用された、清流湧き出る五右衛門風呂が受賞です。
古い五右衛門風呂の鉄釜を、庭の池に水を流すろ過装置として再利用したアイデアが見事でした。
建具や材料の再利用もたくさんあって、思い出が詰まったリフォームともなりました。

再生部門の第2位は、物件220 雨漏りする庭 です。
広い殺風景で雨漏りがするベランダを、日本庭園として再生するリフォームでした。
その中で採用された、本物そっくり軽々擬石が受賞です。
重いものが置けないベランダに日本庭園の庭石を実現する為に、本物に見えるように作った擬石が印象的でした。
耐久性の点が気になりますが、非常に軽いので設置しやすいところがポイントです。

再生部門の第1位に輝いたのは、物件235 屋根が腐った家です。
築120年で雨漏りがひどい茅葺き屋根の住まいを、古い形を保ったまま形でのリフォームでした。
そこで採用された栄養満点の120年の屋根が、再生部門の第1位に輝きました。
古い茅を丁寧に外して、堆肥として再利用したアイデアが印象的でした。
リフォーム内容としても再利用率が高く、田の字型プランの開放感を最大限に活用したリフォームが見事でした。
茅の再利用方法だけでなく、バリアフリーのアイデアや再生率の高いリフォーム内容も評価の対象となったのでしょう。
現在は、堆肥を活用して作った黒豆もちょうど出荷時期のようです。


そしてビフォーアフター大賞は、物件221 かつて牛舎だった家です。
牛舎だった建物の小屋組みはかなりしっかりしていて、その小屋組みをしっかり魅せるリフォームが印象的でした。
斜めの柱で補強したりして、開放的な牛舎の作りを最大限に生かしていました。
また土壁や古い基礎も生かし古くても良い部分を再現したり、水廻りを集約した手法などが評価の対象となったようです。
趣味であるパズルや釣り具の収納から、能の舞台風の広い玄関ホールなど、印象的なプランが豊富に取り込まれていました。
さらに小屋組みや斜めの柱を上手くインテリアとしても活用した生活空間も、インパクトのあるデザインとしてまとまっていました。
大胆なデザインと細かい部分まで配慮された見事なリフォームだったので、納得の大賞受賞といえそうです。
大賞を受賞した匠がリフォーム物件を訪れて、お祝いのシーンがラストとなりました。

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