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営業再開を急ぐ店  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフター 物件167-2? 営業再開を急ぐ店(立ち退きを迫られた店、沖縄県久米島) で紹介されている、リフォームの役に立つアイデアをチェックしましょう。

今回の劇的!ビフォーアフター 物件167-2 営業再開を急ぐ店 は、2010年に番組でリフォームされた小島よしおさんのお母さんが経営するお店の入っている ビルが老朽化による取り壊しで立ち退きとなり、お店を移転するために引っ越し先を探してのリフォームとなります。
住居と店舗を兼ねる物件を、小島よしおさんと一緒に探します。

まずは以前の店の近くにある物件をチェック、広い店舗の中に以前の内装が残る比較的新しい物件です。
裏にも一部屋あり、従来はカフェとして使われていたようです。
ただ、ここを住居として使うにはスペースが若干狭く、浴室など水廻りもありません。
価格も土地込みで1200万円とかなり高額で、いったん次の物件に向かいます。

次の物件は、住宅地の中の雑木林が生い茂る中にある一軒家。
築70年と古く、さらに長い間放置されていたせいでかなり傷んでいます。
しかしお母さんの興味を引いたようで、敷地も200坪と広大。
価格は350万円と安く、さらにお母さんの琴線に触れたようです。

次が最後の物件、イーフビーチエリアという観光地にある物件で、築35年の鉄筋コンクリート造。
建坪も40坪と広く、元々スナック兼住居として使われていた好条件の物件です。
ただスナック部分はリフォームされていて、現在は住居となっています。
価格は建物のみと借地権で1500万と高め、さらに毎年借地料が少ないながらかかります。

リフォームを手掛ける匠は前回と同じ、5年経ったお店の現状を確認しています。
服のコーナーがお店にも溢れ、人気のようです。
選んだのは、イーフビーチエリアの物件。
住居部分は状態が良く、そのままでも使えそうです。

リフォームの予算は500万円、 リフォームは状態が悪い旧店舗部分を中心になりそうで、状態の良い住居部分とどう繋げるのかという点にも注目となりそうです。

転居先の物件の解体のために、体格のいいお店のお客さんが10人ほど集合。
匠の指導で、手際よく解体を進めます。
旧店舗部分の解体は、1日で終わってしまいました。
そして現在のお店の引っ越しを開始、ここでもお店のお客さんが手伝います。
引っ越しが済んで、匠は以前リフォームした材料に番号を振り、移設して使うようです。

今度は転居先の住居部分の一部も解体、店舗と住居を隔てていたコンクリートブロックの壁も壊します。
店と住居を仕切る壁を移動することで店舗部分をきれいな四角で広くし、住居への内部出入口も確保しました。
さらに出入り口の先の部屋が和室の続き間なので、店舗の座敷としても使えます。

小島よしおさんが工事に参加し、解体して番号を振っていた材料を新しい店に運び込みます。
番号を見ながら組み立てを開始、店の大きさが違うために足りない部分は材料を継ぎ足しながら組み立てが進みます。
小屋の配置が変わったことで、以前の店舗とは一味違って見えます。

ここで匠はお母さんと共に琉球石灰岩の採石場に出かけると、偶然にもお母さんのお兄さん(小島よしおの伯父さん)の会社でした。
そして薄く平たい石材を探してたくさん入手、厨房と客席を仕切る壁に貼っていきます。
厨房機器も再利用して、リフォームの完了です。


リフォームが完成して、外観は木や瓦を移設して、壁の色は塗りなおして一新。
背景が白になったので、明るい印象が強まりました。
塀の一部にも琉球石灰石を貼って(屏風(ヒンプン))、看板廻りは移設しています。
店舗前の屋外にもテラス席を設けて、住居の庭にも通じる造りとして一新。
沖縄らしい通風できる花ブロックを、テラス席壁や玄関前の壁に利用しています。

店舗の床はフローリング、花ブロックは店内にも使われ、穴を利用した棚としても活用しています。
移設した内装は依然同様ですが、細長い空間から四角い空間になり、天井も高くなって開放感が増しています。
移設したソファーは配置を変えて移動しやすく配慮、足元には収納が追加されました。

カウンター廻りも移設、厨房の収納は一つをスライド式にして以前と同じ容量を確保しています。
出入り口を2つにしたり、調理場とドリンクスペースを分けたので、店員が増えても動きやすくなりました。
厨房機器はガスコンロのみを火力の強い製品に交換、石貼り壁の開口から店内が見渡せます。
カウンター脇に収納式暖簾(小島よしおさんがサトウキビの葉で染色したウージ染め)を設置して、空間を仕切って三線のミニステージとなります。

トイレは2つ、洋式トイレと小便器専用に分けて、腰壁には琉球石灰石を使用。
トイレ前の小壁にも使って、トイレ部分を分かりやすく統一しています。
洋服のブティックコーナーはガラスの扉付きで独立、トタン屋根を新しく高い位置にして断熱しつつ高さも加えています。
試着用のカーテン付で、より使いやすくなっています。

和室に続き間に通じる扉の前には、式台を設置して登りやすく配慮。
店舗の為の押入を追加して、奥の住居部分にも通じます。
座敷の奥の部屋には、配膳できる小開口を設置。
全体的に、使いやすさが高まっているようです。


今回の 劇的!ビフォーアフター 物件167-2? 営業再開を急ぐ店(立ち退きを迫られた店、沖縄県久米島) は、短い工事期間とローコストの為の移設がポイント でした。
移設できる部分はほとんど再利用、さらに地元の琉球石灰石や花ブロックをうまく活用することで、新しい魅力も追加していました。
店舗の移設という特殊なリフォームながら、その移設に使いやすさや新しい魅力を加える豊富なアイデアは、住まいのリフォームにも参考にできそうな内容だったといえ そうです。

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