節水シャワー お湯と水を上手に節約 省エネルギーのエコロジーリフォームいろいろ
節水シャワーは、従来のシャワーと同じようなシャワーの強さながら、使用する水やお湯の量を8割から半分くらいまで減らしたシャワーです。
シャワーを浴びる際に使用する水やお湯の量を大幅に減らせるので、お風呂がシャワー中心の家庭では節水やお湯を作る光熱費を減らす効果が高くなります。
節水シャワーは、浴室のシャワーではシャワーの水が出る部分を交換するだけの簡単工事で済みます。
通信販売などでも売られていて、ちょっとした工作が出来る人なら自分で交換することも可能です。
節水シャワーの仕組みは、水が出る穴を小さくすることで、水の勢いはそのままに使用する水の量を減らしています。
穴が小さくなると詰まりやすくなるのですが、最近は水の質が良くなっているので、詰まることはほとんどありません。
万一詰まっても、シャワー部分を掃除したり交換すれば元に戻ります。
上級な節水シャワーには、お湯に空気を入れて心地よさをアップした製品や、タッチ操作で無駄にお湯を流す時間を減らせる製品もあります。
タッチ操作のシャワーは、掃除の際にも効果的に節水できます。
節水と同時にシャワーの快適さや使い勝手が増すこともあるので、より効果的なのです。
節水シャワーに交換するリフォームのポイントは、節水性能と同時に使いやすさや快適さも考えて選ぶことです。
節水性能だけで選んでしまうと、シャワーの強さに不満が出たり、水の出る量が少なく使いにくいこともあるのです。
特に手軽に購入できる製品は、不満が生じることも少なくありません。
そこで手軽な製品でリフォームする場合は、製品選びに細心の注意を払いましょう。
ホームページなどに掲載されている製品のコメントなどをチェックすれば、良い製品が分かってきます。
シャワー水栓本体まで交換する本格的なリフォームの場合は、コストと快適さと節水性能のバランスを考えて選ぶことが大切です。
手軽な製品より節水効果は少なめな場合も多いのですが、シャワーの快適さや使い勝手では勝ります。
また温度調整なども賢くなっているので、シャワー水栓の温度調整がしにくい場合は水栓自体を交換したほうが効果的なリフォームとなります。
節水シャワーに交換するリフォームは、シャワーをよく使う家庭でより効果的です。
シャワーを長時間使うと、湯船にお湯を入れるよりもたくさんのお湯を使ってしまいます。
家族が多いほどシャワーを使う時間が増えるので、シャワーをよく使う家庭では特に節水シャワーへの交換がお勧めなのです。