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天井壁床の断熱

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では、
住まいのいろいろな改修方法や
必要なコスト、快適さの追加や
エコロジーや節約ポイントを紹介。

計画や工事のチェックポイントや
リフォームが必要な時期など、
住まいのリフォーム・リノベーション情報が満載です。

 

天井壁床の断熱  冷暖房費を減らす 省エネルギーのエコロジーリフォームいろいろ

天井や壁や床の断熱は、屋外の暑さや寒さを防ぎ、冷暖房効果を高める基本です。
特に昔の隙間風が多くて、断熱材などが入っていない住まいは、せっかく冷暖房を行っても室内が快適な温度にならないこともありますし、冷暖房にかかる光熱費も無駄にしています。
そこで隙間風をなくして天井や壁や床の断熱性能を高めるリフォームは、冷暖房費を減らす効果があるのです。

天井や壁や床の断熱性能は、一般的なガラス窓の断熱性能と比べれば高いものです。
しかし住まい全体の面積で考えると、窓の数倍から十数倍くらいの広さがあります。
そこで天井と壁と床のトータルで考えた場合には、断熱性能を高めることが大切なのです。

天井や壁(外気に面する部分)には、厚みのあるグラスウールやロックウールを天井裏や壁の中に入れる断熱性能向上リフォームが一般的です。
しかし壁の中に断熱材を追加するのは難しい場合も多いので、細かくした断熱材を壁の隙間に吹き込む、吹込み断熱材を使用することもあります。

また現場で吹き付けて発泡させる、現場発泡の断熱材もあります。
壁の中に吹き込むことは難しいのですが、隙間がなく発泡するので隙間風を無くす効果もあります。
内壁のリフォームと同時に行うと効果的です。

冷暖房費を減らすためには、天井や壁や床の断熱性能を高めるだけでなく、隙間をなくすことも大切です。
特に天井と壁のつなぎ目や床と壁のつなぎ目、ドアや窓周りなどは隙間が出来やすい場所です。
せっかく断熱材を追加するリフォームを行っても、隙間から熱が逃げてしまいます。
そこで隙間をなくすことも、住まいの断熱性能を高める為に必要なのです。

隙間をなくすリフォームとしては、気密シートを張り込むリフォームと、現場発泡の断熱材で隙間も塞いでしまう方法があります。
手軽なのは現場発泡の断熱材ですが、上手く発泡出来ない場所では隙間を埋めることが出来ない可能性もあります。
確実なのは、気密シートをしっかり張り込むことですが、床や壁や天井など全面の仕上げを一旦剥がす必要があるので工事は大変です。
そこで本格的な内装リフォームと同時に行うことが、気密シートを張り込む断熱リフォームの基本となります。

規定量以上の断熱材を使って住まいの断熱性能を高めるリフォームには、住宅版エコポイントも付きます。
平成24年10月31日までに工事に着手した住宅が対象なので、早めの工事がお勧めです。

天井や壁や床の断熱性能を高める為には、隙間風をなくすことと断熱の隙間を作らないことが大切です。
隙間風や断熱材がない部分があると、そこから熱が逃げてしまうので、せっかくの断熱効果が弱まってしまいます。
そこで断熱性能の高い製品を使う以上に、弱点を作らない断熱を行うことが、天井や壁や床の断熱性能を高める最大のポイントなのです。

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