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外壁仕上げ材料の特徴

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外壁仕上げ材料の特徴  外壁のリフォーム

外壁を仕上げる方法としては、左官による塗り仕上とサイディングのような板を張って仕上げる方法の2つに分けられます。
それぞれで使用する材料や作りが違ってきますので、主に使われる外壁材料についてもチェックしましょう。

左官による塗り仕上げは、モルタル塗りの下地の上に漆喰や珪藻土を塗って仕上げます。
通常は表面の仕上げ塗り部分が傷むので、リフォームを行う場合は傷んだ部分を削って、新たな仕上げ材料を塗ることになります。

左官による仕上げ材は、色落ちしにくいところが特徴です。
耐久性も高く、しっかり塗られた良質の漆喰は数十年以上もちます。
防火性能も元々備わっているので、基本的に優れた外壁材料なのです。

左官による外壁仕上げは、ひび割れしやすいところが欠点となります。
工事にも時間がかかり、左官の技術によって耐久性や仕上げ面の綺麗さが違ってくるところも、使いにくい要因となっているのです。

サイディングによる外壁仕上げには、様々な仕上げ材料が使用されます。
使用する材料によって、特徴も違ってくるのです。
そこでここでは住宅の外壁でよく使用される、塗装済みサイディングとサイディングに吹付け塗装仕上げと金属系サイディングの3つに絞って紹介しましょう。

塗装済みのサイディングは、現在の住まいで最も多く使用されている外壁仕上げ材です。
細長いサイディングを貼るだけで工事が完了する手軽さと、デザインの豊富さが大きなポイントです。
壁に付いた汚れが雨で落ちる機能など、最新機能が採用されている製品がある点も大きな特徴といえます。

サイディングに吹付け塗装を行う外壁仕上げは、ちょっと前の住宅では主流の外壁仕上げでした。
吹付け塗装の材料によって様々な表情を作れるので、表情のバリエーションが広いところが特徴です。

塗装済みのサイディングやサイディングに吹付け塗装仕上げによる外壁は、表面の塗装部分が傷んだときがリフォーム時期となります。
サイディングの板部分は水濡れると傷みが急速に進むので、表面の塗装部分を健全に保つ必要があるのです。
ベースとなるサイディングの板部分が傷んだら、全体を取り替えることになります。

金属系のサイディングは、ガルバリウム鋼板を使用した塗装鋼板を使用するのが主流です。
ガルバリウム鋼板はコストの割に耐久性が高いので、長持ちさせる外壁材としては効果的です。
塗装部分が傷んでも、基盤となるガルバリウム鋼板は耐久性が高いので、住まいの内部までが傷んでしまうことは少なくなります。

金属系サイディングの弱点は、塗装が剥がれやすい点と表面が熱くなりやすい点です。
塗装部分が金属板の変形によって剥がれやすく、見かけが汚くなります。
また金属板なので強い日射によって、触れないほど熱くなることもあります。
その熱によって、室内でも暑さを感じることがあります。

外壁には傷みやすい場所があり、外壁の傷みはその部分をチェックすることが基本となります。
リフォームする際に、外壁をチェックするポイントを見てみましょう。

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