床や畳リフォームの概要 床や畳のリフォーム
床や畳は、普段から肌が触れやすい場所だけに、傷みや汚れが気になるところです。
傷んでくると床が汚れたり、足の怪我につながる場合もあるので、床面を健全な状態を保つことは大切です。
住まいの床や畳には、代表的なものでも、いくつかの材料が使われています。
最も一般的なフローリングには無垢板と合板があり、ビニールシート(CFシートや長尺シート)やカーペット、畳やタイルや石などがあります。
フローリングと畳が主流ですが、他にも幾つかの種類の床仕上げ材が使われているのです。
床や畳のリフォームでは、フローリングの場合は板を取替えるリフォームとなり、ビニールシートやカーペットは表面の仕上げ材を張替えるリフォーム、畳の場合は畳表の取替えと畳の交換があります。
床のリフォームの場合は仕上げ材を変更すると、床に段差が出来てしまうこともあります。
床面の高さを変えない調整も可能ですが、工事が大変でコストもアップしてしまいます。
床をリフォームするタイミングは、使っている材料によってポイントがあります。
フローリングの場合は表面が傷んだり剥がれたりして、足でへこんだ部分が分かるようになったら交換が必要です。
特に合板フローリングの表面が剥がれると、木が足に刺さる危険もあるので、早急なリフォームが必要です。
ビニールシートの場合は、傷んでくると滑りやすくなりますので張替えが必要です。
カーペットや畳の場合、表面が傷んで繊維が剥がれてきたら張り替えましょう。
床の全体や一部が下に沈むような感触に気が付いたら、床を支える根太や大引きと呼ばれる部分を含めたりフォームが必要となります。
下地が腐っていたり地盤が下がっていることもあるので、リフォームを行う際には基礎や柱梁のチェックも行うことが、住まいを長く使うためには大切なポイントなのです。