ダイニングフォームポイント ダイニングのリフォーム
食堂・ダイニングをリフォームする際には、まずどんなリフォームを行うのか決めることが必要です。
形や機能を変えずに、傷んでいる部分をリフォームする場合は、仕上げ材のリフォームや照明機器・空調機器のリフォームが主になります。
仕上げ材料や機器のコストを比べながら、バランスよく予算内で出来るリフォームを選ぶことになります。
ダイニングを使いやすくするために、家具や照明や冷暖房機器などを追加するリフォームもあります。
ダイニングに設置する家具は、市販の家具を買ってきて設置してもいいのですが、収納する物や使い方によっては余分なスペースが出たり、ダイニングスペースが狭くなってしまうことも少なくありません。
そこでダイニングスペースの余裕のある部分を生かした、あなたの住まいにぴったりの家具を作るリフォームを行うことで、ダイニングを効果的に使うことが可能です。
照明機器についても、食卓テーブルを照らす照明と部屋全体を照らす照明や収納部分を照らす照明など、照らし方で食卓を上手く演出すると、ダイニングの空間が引き立ちます。
全体は暗めに、テーブル面や食事中に使う収納部分だけを照らすと、食事に集中して楽しむことが出来るのです。
最近の温暖化に対応する為、エアコンなどを交換・追加するリフォームも考えられます。
食事中は快適な部屋の温度で楽しみたいものです。
暑かったり寒かったりすると、ゆっくり楽しみながら食事も出来ませんし、食べるだけのダイニングとなってしまいます。
床暖房を追加するとより快適になったりと、食事を楽しめる空間の為には、適切な冷暖房を行う為のリフォームも大切なのです。
リビングやキッチンとダイニングをつなげる場合は、かなり大掛かりな工事となります。
ダイニングだけでなく、キッチンやリビング部分の工事も必要となるので、リフォーム費用が膨らみ工事期間も長くなってしまいます。
とはいえ実際にワンルームにつなげるリフォームを行うと、住まいが格段に使いやすくなります。
そこでリフォーム資金がある程度確保できれば、お勧めのリフォームでもあるのです。
ワンルーム化するリフォームでは、ダイニングの機能をどのくらい確保するのかという点が一番のポイントとなります。
家族だけの食事であれば、家族の人数分の椅子を確保すれば問題ありません。
しかし両親や友人など食事にお客さんを呼ぶことが多い場合は、その人数分を確保することも考えましょう。
キッチンとのつながりでは、対面式キッチンが基本となります。
ダイニングから流しが見えないようにするには、対面式が有利です。
ゴミや散らかった足元もダイニングから見えにくいので、キッチンが散らかっていても、気にせず食事ができます。
スペースを減らす為に壁式キッチンを採用する場合、テーブルの向きなどを考えることで、キッチンが目に入りにくくすることもポイントとなります。
テーブルに薄い目隠しを取り付けてもいいでしょう。
一旦汚れなどが目に入ると気になることも多いので、目に付かないことが大切なのです。