和室リフォームの概要 和室のリフォーム
和室は、日本の住まいには一部屋欲しい部屋といえるでしょう。
裸足で過ごし、タタミに直接座ることが多いので、独特の感触や目の高さとなる部屋なのです。
和室の良い所は、広さの割りには、たくさんの人が集まって座れるところです。
椅子などが必要ないので、同じ広さでもより多くの人が座れます。
横になったりして、自由な姿勢で過ごせるところも、和室のいいところです。
タタミの上は柔らかで素肌で触っても快適なので、横になっても快適に過ごせます。
いろいろな用途に使える点も、和室のいいところでしょう。
接客や食事から寝室や客間など、様々に使える部屋なのです。
リビング隣の和室なら、戸を解放すればリビングの延長としても使えます。
和室は座っているので視線の高さが低くなり、独特の雰囲気の部屋となります。
視線が低いことで、窓の高さが若干低くても気になりませんし、最適な窓の高さも低めとなります。
庭を見る際にもより地面に近く、庭の自然をより近くで見ることが出来ます。
タタミの香りや床の間など、日本独自の雰囲気を味わえるところもポイントです。
新しいタタミの香りはリフレッシュできますし、床の間の使い勝手やデザインには、日本らしさが一番詰まっているのです。
そんな和室も魅力を保つには、畳を健全な状態に保つことが、一番のリフォームポイントとなります。
畳表は常に肌で触れることになるので、傷むと はがれたい草が刺さったりして不快です。
そこで畳表のリフォームは、定期的に行う必要があるのです。
壁や天井も、適度にリフォームが必要でしょう。
特に床に近い部分が目に付くので、傷みやすい床に近い壁の部分はリフォームのきっかけとなる場合もあります。
障子やフスマも傷みやすいところです。
丈夫な和紙とはいえ、板戸よりは傷みやすいので、破れたりしやすいくなります。
特に元気な子供がいる家庭では、破れている障子やフスマをよく見かけます。
洋室を和室にしたり、和室を洋室にするリフォームも良く行われます。
洋室だけの住まいでは、くつろぎのスペースとしてひとつの部屋やリビングの一部を和室にリフォームすることがあります。
和室が多い住まいでは、現在では使いにくい場合もあるので、何室かの和室を洋室にするリフォームを行うこともあります。
和室には、場合によっては独特の機能を備えたい場合もあります。
和室に新しい機能を加える為に、リフォームを行うこともあるのです。