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物件224 心まで暗くなる家

劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック    住まいのリフォーム・リノベーション

 


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住まいのリフォーム・リノベーション
では、
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物件224 心まで暗くなる家  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフター 物件224 心まで暗くなる家 で紹介されている、リフォームの役に立つアイデアをチェックしましょう。

今回の劇的!ビフォーアフター 物件224 心まで暗くなる家 は、一人暮らしのお母さんの住まいのリフォームです。
家の南側が高さ3mの擁壁で陽射しが入りにくく、室内は昼間でも照明が必要なくらいの暗さです。
反面北面の道路側は敷地が1mくらい高く、外階段で玄関まで登る敷地となります。
開けている北面に水廻りが集中しているので、部屋に光が入りにくいのです。

洗濯機が屋外となる水廻りも使いにくい状態で、2階の物干し場には急な階段を使って登らなければなりません。
予算は1200万円とかなり豊富で、広さも2階まであるので十分以上です。
そこで北側の明るさや庭を活用するプランと2階の余計な面積を整理することが、今回のリフォームポイントとなりそうです。

解体が進むと骨組みはかなり良い状態で、梁が細めながら補強は最小限で済みそうです。
そこで基礎にはべたコンクリートを打って補強、通し柱や梁を追加して、床に合板を張って補強します。
南側の2階の窓を隣地の畑側に移し、吹き抜けから1階まで陽射しを落とす計画です。

さらに西側の窓も広げ、より陽射しが入る時間を確保しました。
西日は夏の暑さが気になりそうですが、今回の住まいは陽射しが少ないので、陽射しの確保を優先したようです。

ここで外階段を解体、玄関までのアプローチを緩やかな階段に変えました。
そこにのこぎり型の板を設置してコンクリートを充填、階段の真ん中にスロープを作りました。
両側には手摺も付いて、安全でキャリーバッグがスムーズに運べる外階段に生まれ変わりました。
床にはソーラー式のライトが埋め込まれ、電源無しで床の明るさも確保。
さすがに予算に余裕があると、多少高めの設備も使えるようです。

吹き抜けの西側窓には格子の建具を設置、ワイヤーで1階から動かせる工夫をしました。
斜めの格子で直射日光は遮りつつ、明るさは取り入れられる格子で、夏の西日を適度に遮ることが出来ます。
西日の心配は不要でしたね。

リフォームが完成して、外壁の色はほとんどそのまま、綺麗な外壁にリフォームされています。
外階段を上がった玄関ポーチには、ベンチと傘立てが備わりました。

玄関扉は大きめの引き戸となり、玄関の中にも手摺付きのベンチが備わります。
玄関にはキャリーバックなどが仕舞える縦長収納と、靴を入れる横長収納が備わります。
横長収納の上は窓で玄関の明るさを確保、郵便物も靴箱に入り、室内から取り出せます。

玄関から部屋に入ると、杉板の床が続くワンルーム空間です。
リビングダイニングの上部は吹き抜けで、明るい陽射しが降り注ぎます。
テレビ収納の横には作業机と吊り戸棚が備わり、お母さんの趣味のパッチワークが作れるスペースとなります。
収納を兼ねたベンチ付きで、多目的に使えそうです。

普段の食事はキッチン前のカウンターで可能ですが、カウンターの一部をたたんで作業机を寄せて広げると、大きな食卓になります。
可動部分が多いのでガタつきが気になりますが、アイデアは使えそうです。

キッチンの背面には大きな収納が備わり、食器やキッチン用具から掃除機まで収納できます。
対面式のキッチンにはIHヒーターや食器洗浄器も備わり、使い勝手を高めています。

リビングの奥は寝室で、扉で仕切ることも出来ます。
大きな収納と畳ベッドが備わり、窓の外となる擁壁側には、木で囲まれたウッドデッキが出来ました。
壁に鉢植えを掛けたり、洗濯物も干せる空間です。

玄関の隣にトイレと洗面所とお風呂を集中、浅い湯船のユニットバスには手摺や浴室乾燥機が備わります。
洗面所には洗濯機置き場も確保して、コンパクトながら使いやすい水廻りにまとめています。

階段は上り始めを回り階段として段数を増やし、袖壁を省略して開放感も加えています。
2階は広い客間、普段はワンルームですが、扉で2つに仕切ることも出来ます。
広い納戸も備わり、孫が遊びに来ても余裕があります。

2階の南側の部屋には、大きな窓から明るい陽射しが差し込み、開くと一面が鏡となる工夫付きで、趣味のフラダンスの練習が出来ます。

今回の 劇的!ビフォーアフター 物件224 心まで暗くなる家 は、採光を取り入れるアイデアが大きなポイントでした。
陽射しが入る場所に窓を少し移すことで、効果的に明るさを取り入れていました。
基本的にワンルームとすることで、取り入れた明るさが無駄にならないところも注目といえるでしょう。

西日は適度に遮る工夫をすれば、快適に明るさを取り入れられることも分かります。
吹き抜けの活用も、明るさを取り入れるのには効果的であることが良く分かるリフォームでした。

パッチワークの作業机や折りたためる一面鏡など、趣味を楽しむアイデアにも注目です。
一人暮らしには、住まいで楽しむことも大切となります。
明るさと楽しむ豊富なアイデアは、普通の住まいのリフォームでも参考に出来る良質なリフォームだったといえそうです。

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