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いろいろな断熱材

冷暖房費を節約する断熱性能向上のリフォーム
住まいのリフォーム・リノベーション

 


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断熱性能向上のリフォーム



断熱が必要な場所は?


いろいろな断熱材


窓ガラスと扉の断熱


気密確保と弱点部分


断熱リフォームのポイント


断熱リフォームの費用


 

住まいのリフォーム・リノベーション
では、
住まいのいろいろな改修方法や
必要なコスト、快適さの追加や
エコロジーや節約ポイントを紹介。

計画や工事のチェックポイントや
リフォームが必要な時期など、
住まいのリフォーム・リノベーション情報が満載です。

 

いろいろな断熱材  冷暖房費を節約する断熱性能向上のリフォーム

住まいの断熱性能を高める断熱材には、様々な種類の製品があります。
それぞれに特徴があるので、住宅の断熱によく使用される断熱材の特徴を紹介しましょう。

グラスウールは、ガラス繊維を使用した断熱材です。
木造の住まいでは最も良く使われる断熱材で、幅40センチメートル程の細長い袋に入っている製品が一般的です。
厚みは50mmから100mm程度で、天井から壁や床まで使用されます。

断熱性能は標準的ですが、価格が安価なので良く使われています。
天井や床下に断熱材を設置するリフォームは、比較的楽に行えます。
しかし壁の中に設置する場合は、内壁のリフォームと同時に行うのが基本となります。

ロックウールは、繊維状の岩石を使用した断熱材です。
同じ岩石繊維のアスベストより繊維がかなり太いので、健康被害はありません。
厚みや使い方としてはグラスウールと同様で、性能も同様となります。
ロックウールなので火に強いという点が特徴ですが、価格はグラスウールより高めです。

硬質ウレタンフォームや発泡ポリスチレンは、樹脂系の材料を発泡させて断熱性能を高め、板状に加工した断熱材です。
床下に使用されることが多い断熱材ですが、壁や天井に使われることもあります。
厚みの割りに断熱性能が高い製品も多く、通気が少なく、多少の重さにも耐えるので、土間コンクリートの下に敷いて使うこともあります。

板状なのでリフォーム工事がしにくいところが、硬質ウレタンフォームや発泡ポリスチレンの弱点といえます。
本格的な全面リフォームの場合は新築と同様に問題ないのですが、仕上げをそのまま断熱工事を行おうとしても、断熱材を入れられないことが多くなります。
曲げると折れることもあるので、床下や天井に持ち込むことが難しいのです。

現場で吹き付けて発泡させる断熱材は、樹脂系の材料をリフォーム現場で発泡させる断熱材です。
自然に広がるので、隙間なく断熱材を充填できるという特徴があります。
断熱性能としては硬質ウレタンフォームや発泡ポリスチレンと同等ですが、隙間がなくなるので、実際の断熱性能は高くなる傾向があります。

性能が高く便利な断熱材ですが、工事費用が高目となるのがネックです。
また吹き付ける対象として、板状の面が必要となります。
そこで天井は問題ないのですが、壁はグラスウール同様に仕上げ材があると工事が出来ません。

自然素材の断熱材としては、羊毛断熱材があります。
文字通り羊毛を使用した断熱材で、布団状の細長いかたまりとなっています。
グラスウールのように壁内の空間や天井上に敷き詰めることで、住まいの断熱性能を高めます。
乾燥しやすいところも特徴で、湿気を放出してくれるので、結露しにくい断熱材でもあるのです。

羊毛断熱材は断熱性能の高さや乾燥しやすいなど大きな特徴があるのですが、価格の高さと工事に手間がかかるところが弱点です。
グラスウールのように袋に包まれていないので工事に手間がかかり、また羊毛ですから価格もかなり高めです。
比較的安価なリサイクルウールもあります。

セルロースファイバー断熱材もあります。
古紙を再利用する断熱材で、綿状に加工して、防腐剤を混ぜた断熱材で、主に吹き込み工法で施工します。
リフォームの場合は、他の断熱材より壁に施工しやすいところが特徴です。
天井や壁については、吹き込むだけで断熱工事を終えることが出来ます。

弱点はコストの高さと、長い時間が経つと断熱材が沈みやすい点です。
吹き込むための準備や機械がかなり大掛かりになることもあるので、工事費用がかなり高めとなってしまいます。
また壁のように縦に長い部分では断熱材がだんだん下に沈み、上部に隙間が生じることもあります。

住まいの断熱リフォームを考える場合、窓の断熱性能を高めることも大切です。
そこで窓や扉の断熱性能を高めるガラスなどについて、紹介しましょう。

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