物件220 お風呂が廊下の家 劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック
劇的!ビフォーアフター 物件220 お風呂が廊下の家 で紹介されている、リフォームの役に立つアイデアをチェックしましょう。
今回の劇的!ビフォーアフター 物件220 お風呂が廊下の家 は、芸人であるTKOの木本さんの実家のお風呂のリフォームです。
91歳のおばあちゃんが家事を行う状態なので、水廻りを使いやすくするリフォームを行うことになりました。
9年前に主要な部屋のリフォームを行ったのですが、浴室と洗濯場はリフォームせずにそのまま残っている状態です。
住み込みの従業員も使えるように広く寒い浴室の上に、洗濯場が奥にあるという使いにくい形です。
物干し場からも遠く、かなりの負担と使いにくさがあるお風呂周りなのです。
予算は300万円、浴室と洗濯場のリフォームには十分な予算といえます。
そこで洗濯場と物干しの配置と、どんな浴室にするのかという点に注目のリフォームとなりそうです。
片付けが済むと、木本さんの友人が集まりました。
工務店を営む人もいて、かなりの戦力となりそうです。
浴室と洗濯場の解体が進むと、さらに木本さんの友人が参加して、解体が半日で済みました。
洗濯場だったスペースにブロックで壁を作り、浴室のハーフユニットを運び込みます。
断熱もしっかり行って、適度にコンパクトな浴室空間となります。
部屋の外部には、脱衣室の床高さに合わせたデッキテラスを作るようです。
その為に屋外作業を行っているところに、木本さんの相方の木下さんが手土産を持って合流。
ブロック塀を白く塗り仕上げる作業に加わります。
浴室の壁は白いモザイクタイル、天井は桧の板で仕上げます。
ここで古いステンレスの浴槽を加工して、亡くなったおじいちゃんが大事にしていた庭師の絵を写しこみました。
浴槽の壁に絵を写し取ったステンレス板をはめ込み、思い出の庭の景色を眺めつつ入浴が出来ます。
リフォームが完成して、浴室の場所と入れ替わった洗濯場は木の床が貼られ、作業服を洗う2槽式の洗濯機と普段着を洗うドラム式の洗濯機が並びます。
脱衣棚や収納棚も備わり、手すりも付いて使いやすくなりました。
新しい風呂場は木の引き戸が付き、段差無く浴室に入れます。
ただ扉の前に排水溝が無いので、水を勢いよく流すと、扉の下に水が溜まりそうです。
浴室には高さを自由に調整できるシャワーバーが付き、浴室暖房機も備わります。
大きな窓も付き、明るいドライエリアから日の光を取り入れます。
窓には腰掛けられるスペースも出来て、手すりと共に使いやすさを高めています。
ドライエリアの格子窓は雪見障子の機能もあり、浴室からデッキテラスや植栽も見通せるアイデアを追加しています。
サンルームから出る物干し場は床一面がデッキテラスになり、浴室前のドライエリアまでつながります。
壁もブロックを塗り仕上げた上に木の板を張って、目隠し高さとやわらかいデザインを確保しました。
床の一部は植栽部分として、緑の空間も加えています。
ドライエリアはデッキテラスと同じ床で仕上げ格子戸で仕切られる、半外部という扱いです。
カウンターも付いて、外部と適度なクッションとしての機能も持ちます。
物干し場には椅子や手摺も付いて、使いやすさを高めています。
屋外を含めたかなり広い範囲のリフォームとなりましたが、友人の手伝いもあって予算内に収まりました。
今回の 劇的!ビフォーアフター 物件220 お風呂が廊下の家 は、予算を一杯まで使ったデッキテラスの追加がポイントでした。
ハーフユニットを使った浴室は、予想通りに洗濯場の奥になり、ステンレスの絵が思い出を残しました。
洗濯場も予想通りの広さで、そこからつながるデッキテラスが、サンルームにもつながりことで回れる動線を確保しています。
今回のリフォームは、手法としては堅実なものですし、友人の手伝いがあったものの、工事の内容は普通の工事に近いものでした。
それに加えて思い出を残すアイデアとデッキで部屋を繋げる作りは、普通の浴室リフォームにも参考に出来る内容だったといえそうです。