窓の断熱 冷暖房費を減らす 省エネルギーのエコロジーリフォームいろいろ
冷暖房費を減らして省エネルギーの住まいとする為には、窓の部分は大きなポイントとなります。
住宅の窓は、屋外の暑さや寒さを遮る性能である断熱性能を高める上で、一番の弱点となる部分です。
そこで住まいの窓は、住まいの断熱性能を高める際に最優先で行うべき場所なのです。
窓の断熱性能を高める為には、ガラスをペアガラスのように断熱性能の高いものに変えるか、内窓を付けることが一番手軽で効果的なリフォームです。
本格的な窓断熱の為には、サッシ枠から断熱性能の高い製品に交換することが効果的なのですが、コストが高くなってしまいます。
外壁のリフォームと同時に行うことが出来れば、窓部分の工事コストは安価になるのでお勧めできます。
しかし窓だけのリフォームを行う場合は、ガラスの交換か内窓の設置がコストパフォーマンスの点で現実的なのです。
ガラスを断熱性能の高いペアガラスなどに変えるメリットは、開閉の操作が変わらずに手軽な点です。
ガラス部分が変わるだけなので、開閉の操作は変わりません。
しかしガラス部分の断熱性能が上がっても、枠の部分が弱点となるので、内窓設置よりは断熱性能は低めです。
内窓のメリットは工事の時間が短くて済み、断熱性能と共に防音性能も高まる点です。
工事費はガラス交換と同程度ですが、内窓を取り付ける時間は1時間ほどで済みます。
また2重窓となることで、断熱性能と防音性能がが高まります。
しかし窓を開ける際に、内窓と外窓の両方を開ける必要があるので手間がかかります。
さらに外窓の操作がしにくくなるので、窓の開閉に2倍以上の手間がかかってしまうのです。
窓ガラスの交換や内窓を設置するリフォームには、エコポイントが付きます。
エコポイント事務局に登録された製品を使うという条件がありますが、設置コストに対してエコポイントが高めなので効果的です。
平成24年10月31日までに工事に着手した住宅が対象なので、早めの工事がお勧めです。
冷暖房費を抑えるために窓の断熱性能を高めるリフォームは、断熱性の高いガラスに交換するか、内窓を設置することが現実的な方法です。
断熱性能では内窓の追加が有利で、操作のしやすさではガラスの交換が有利となります。
そこで、窓の大きさや開閉の頻度などを踏まえて窓断熱のリフォーム方法を選ぶことが、窓断熱の性能を高める省エネルギーリフォームのポイントなのです。