住まいのメンテナンス リフォームはじめに
メンテナンスとは、住まいに行う点検・修理・維持・手入れなどのことを示します。
住まいを建てた当時の性能に保つ為に行うことを、メンテナンスと呼びます。
住まいにメンテナンスを行うことで、住まいの傷んだ部分を直すことが出来ます。
傷んだ住まいの部分をそのままにしておくと、雨漏りや柱の腐れなどにつながることも多くなります。
傷んだ部分が広がって、修理にかかる費用が一気に増えてしまうこともあります。
そこで定期的に住まいのメンテナンスを行い、住まいを健全に保つことが大切なのです。
住まいにメンテナンスを行う目的は、建てた当時の住まいの性能や機能を保つ為に行うものです。
屋根の場合は長い年月が経つと、雨水を防ぐ防水性能が下がり、雨漏りが発生することがあります。
そうなると室内に雨水の染みが出来たり、柱や梁が腐って住まい全体の傷みも進んでしまいます。
壁にひびが入ったりしたときも同様です。
水廻りの設備関係も、メンテナンスが大切な場所です。
給湯器が壊れればお湯が出なくなりますし、蛇口が壊れたりすると床が水浸しになってしまいます。
そんなトラブルを防ぐためには、設備関係のメンテナンスは欠かせません。
住まいにメンテナンスを行う第一歩は、点検です。
しっかり点検を行い、住まいの傷んだ部分を発見した上で、修理や対策を行うことになります。
住まいの傷んだ部分が分からないことには、直す場所が分かりません。
そこで住まいの定期的な点検は、住まいを健全に保つ為に最も重要となるのです。
点検で住まいの傷んだ部分を発見したら、状況に応じて修理や手入れを行います。
場合によっては、交換となる場合もあるでしょう。
傷んだ部分が分かっていれば、修理にかかる費用も分かります。
資金が不足する場合は、住まいの重要な部分を中心に費用を準備しましょう。
メンテナンスのポイントは、トラブルが発生する前に傷んだ部分を発見して、修理することです。
一旦トラブルが発生してしまうと、健全な部分も傷んでしまうことがあります。
そんな2次的な被害を防ぐ為には、トラブルが発生しそうな場所を発見して、トラブルを未然に防ぐことが大切なのです。
住まいの中でもメンテナンスが重要な部分は、屋根や外壁などの外回りと設備関係です。
外回りが傷むと雨漏りにつながりますし、設備関係も故障すると住まい本体を傷めることになってしまいます。
そんな傷みが広がりやすい部分は、メンテナンスが一番必要な場所なのです。
メンテナンスを依頼するのは、点検と同様にあなたの住まいを造った工事業者が基本です。
その他の工事業者に依頼する場合は、新築する際と同等以上に、慎重に工事業者を選びましょう。