屋根の傷み方 屋根のリフォーム
屋根をリフォームする時期を確かめるためには、屋根の傷みを確認することが基本です。
屋根には傷みやすい場所があるので、その周囲を中心に見れば、屋根の傷み具合をチェックしやすくなります。
屋根が傷む一番のポイントは、屋根の一番高い場所である棟の部分です。
また寄せ棟や入母屋屋根の場合は、屋根面が斜めにつながる隅と呼ばれる部分もチェックポイントとなります。
棟や隅部分は異なる屋根面がつながる場所なので、弱点となりやすいのです。
そこで屋根の傷みをチェックする場合は、棟や隅の周囲を中心に行います。
屋根の形が複雑で屋根面に谷がある場合は、谷の部分が一番のチェックポイントとなります。
耐久性を重視する住まいでは、屋根面に谷を作らないことが基本なくらい 大きなポイントなのです。
谷部分には金属板などで下地を作っているので、この下地部分を中心に傷みを確認することが大切です。
屋根材料自体の傷みをチェックするポイントは、変色している屋根部分です。
雨水が集まって流れる部分は傷みやすく、屋根材が傷むと変色するのが一般的です。
そこで変色した原因が汚れであるか、材料の傷みであるかを確認すれば、屋根材料自体の傷みが分かりやすくなります。
特に変色している部分がなければ、雨水が一番多く流れる軒先の屋根材をチェックしましょう。
屋根材の傷みをチェックする場合は、デジタルカメラで撮影することもひとつの方法です。
屋根に実際に登って見ると危険なので、屋根を見ることが出来るところからデジタルカメラで撮影して、拡大して見ると傷みを発見できることもあります。
最近のデジタルカメラは性能が高いので、撮影して拡大するとかなり細かい部分まで見えます。
屋根が傷んでいることを発見したら、専門業者に点検を依頼しましょう。
傷んでいるように見えても汚れが付いているだけである場合も少なくないので、実際の屋根の傷み具合を専門家に点検してもらうことが重要なのです。
屋根の傷み具合に応じて、リフォーム計画を立てましょう。