内壁のリフォーム費用 内壁のリフォーム
内壁のリフォームは、一部屋で考える場合はさほどの費用はかかりません。
しかし全ての部屋をまとめて行うと、かなりの費用が必要となります。
内壁は4面以上あるので、見かけよりも面積が広くなります。
また吹抜け部分のように高い壁がある場合は、かなりコストアップすることもあるので注意が必要です。
ここでは一般的な個室一部屋分の内壁リフォームが、材料によってどれくらい費用に違いが出るのか、紹介しましょう。
住まいのモデル:内壁面積は、一部屋分25平米と想定。
内壁仕上のリフォーム | 材料、仕様 | 参考コスト |
---|---|
ビニールクロス張り替えのリフォーム クロスは普及品 |
125,000円 |
ビニールクロスを珪藻土塗りへのリフォーム クロス撤去の上珪藻土塗り |
175,000円 |
ビニールクロス及び石膏ボード張り替えのリフォーム クロスは普及品 |
190,000円 |
ビニールクロスをヒノキ無垢板へのリフォーム 石膏ボード撤去、巾木も交換 |
300,000円 |
リフォームコストには、既存材料の撤去費用を含みます。
注)コストには地域差や時期、各業者などによって違いが発生します。
内壁のクロス張り替えのリフォームを行う場合、下地の状態によっては下地ボードの交換も必要になります。
(下地が石膏ボードの場合には、クロスの張り替えは1度か2度が限界なのです。)
薄塗り壁へのリフォームはクロスの上から塗れる製品もありますが、基本的にはクロスを剥がして施工します。
クロスの上から塗ると、将来下地のクロスが剥れた時に塗った仕上げ部分まで剥れてしまいます。
下地まで撤去すると廃棄の費用や撤去の手間が加わるので、かなりコストがアップします。
クロスより塗り壁の方が通常は長持ちするので、リフォーム時にクロスを張り替えするより、塗り壁にリフォームした方が有利となる場合も多いのです。
無垢板へのリフォームは、内壁の4面全面を板張りにすると しつこい印象になる可能性もあります。
1面か2面のみ板を張って、塗り壁やクロスと併用することも考慮しましょう。