天井リフォームの概要 内壁のリフォーム
天井は、通常はあまり目立たない場所です。
しかしクロスが剥がれると非常に目立ちますし、傷んだりすると天井から粉が降ってきて汚れてしまうこともあります。
また横になったり寝ようとしている時には、一番目立つ場所でもあります。
そこで、天井面を健全な状態を保つことも大切なのです。
住まいの天井には、代表的なものでも、いくつかの材料が使われています。
最も一般的なビニールクロスや化粧石膏ボード、天然木化粧合板やロックウール吸音板、塗装仕上げや無垢の木板仕上げなどがあります。
時代に応じて人気に変化はあるもの、意外に豊富な種類の天井仕上げ材が使われているのです。
天井のリフォームでは、ビニールクロスの張替えや再塗装など表面だけのリフォームと、天井自体を張替えるリフォームがあります。
お手軽なのは、ビニールクロスの張替えや再塗装です。
しかしビニールクロスは2度ほど張り替えると下地のボードが傷んでしまうので、その時には下地から貼りかえることになります。
再塗装は、塗装をする面の状態によっては行えないこともあります。
この場合も下地から取り替えることになります。
天井自体を張り替えるリフォームは、様々な天井材を選べるという利点もあります。
部屋の用途や状況によっては使用できない材料もありますが、それでも多くの仕上げ材の中から選べるので、リフォームの効果も高まります。
汚れが原因で天井をリフォームする場合は、特に注意することはありません。
しかし天井の傷みが原因でリフォームを行う場合は、原因をはっきりさせておくことも大切です。
カビが原因なら発生しにくくなる対策が必要ですし、雨漏りのシミがついていたら雨漏りを止める必要があります。
傷みの原因をそのままにしておくと、再発することがほとんどなので、原因を解決することが重要なのです。