ベランダリフォームの概要 ベランダのリフォーム
ベランダ・バルコニーは、景色を見ながらくつろいだり、物干しをしたり、あると住まいに快適さを加えてくれる場所です。
壁がなく風通しや視界が開けるので快適なのですが、雨が降り込みやすい場所なので雨漏りの原因となりやすく、定期的な点検やリフォームが必要な場所でもあるのです。
住まいのベランダで一番注意すべきは、床の防水性能です。
ベランダの下に部屋がなければ、雨漏りの可能性はかなり減ります。
しかし、ベランダの接続部分から雨が漏れることも少なくありません。
またベランダを支持する部分が傷むと、最悪の場合にはベランダが落下する可能性もあるのです。
ベランダの下が部屋だった場合、ベランダの床から雨漏りすると、真下の部屋にも被害が及ぶので問題が大きくなります。
さらに長い間雨漏りに気が付かないと、柱や梁など住まいの重要な構造部分が傷んでしまう可能性もあるのです。
ベランダ部分でリフォームが必要なのは、床だけではありません。
壁は外壁のリフォームと同時に行う場合も多いのですが、手摺や天井もリフォームポイントになります。
特に手摺や腰壁が傷むと、力をかけたときに壊れて、危険な場合もあるでしょう。
物干しなど備え付けられている部分も、リフォーム対象となります。
木のデッキを使っていれば、通常この部分のリフォームが一番頻繁に必要となります。
ベランダのリフォームで一番重要な部分としては、やはり防水性能を確保する床部分です。
雨漏りが発生すると様々なトラブルの原因となりますから、床の防水部分を健全が状態に保つことは欠かせないことなのです。