玄関のリフォームポイント 玄関のリフォーム
玄関のリフォームを行う場合、まずリフォームの目的をはっきりすることが大切です。
内装のリフォームであれば、床の滑りやすさを改善したいのか、壁の汚れや傷みを改善したいのかによって、リフォームする場所や選ぶ仕上げ材料が違ってきます。
リフォームの目的をはっきりさせることで、リフォームの内容や効果をあなたの住まいに最適とすることが出来るのです。
内装のリフォームに使用する材料としては、床は滑りにくさを最優先で選びましょう。
タイルや石貼りは100mm角程度の小さめの製品を選ぶか、滑りにくい加工を行った製品から選びます。
壁には水に濡れても傷まない仕上げ材が有利で、汚れが気になる場合は防汚クロスなどの利用も考慮しましょう。
玄関では壁に手を付くことも多く、手垢で壁が汚れることもあるので、汚れにくい仕上げ材が有利なのです。
玄関収納を確保するリフォームとしては、設置スペースの確保と高さの活用がポイントです。
玄関に収納したいものは靴以外にも結構多く、たくさんの収納スペースがあったほうが使いやすくなります。
出来れば玄関隣りの部屋を若干小さくしてでも、収納をしっかり取りたいところです。
玄関収納を確保する為には、高いところの収納を確保することも考えましょう。
最近のキッチン収納のように、収納部分が下げられる装置を組み込めば、コートなどを高い邪魔にならないところに収納できます。
腰掛を設置したら、そこを踏み台にして使う高い位置の収納も有りでしょう。
収納部分を踏み台にして、高いところの収納を使いやすくする方法もあります。
リフォームの際にしっかり計画すれば、収納場所を増やすことも可能です。
バリアフリー化するリフォームでは、あなたの住まいとバリアフリーが必要な部分を踏まえた工事とすることが大切です。
車椅子対応の玄関とするリフォームでも、リフトを使ったり、スロープを設置したり、段差自体をなくしたりとさまざまな対処法があります。
そこで、あなたの住まいの玄関に適した方法を選ぶことが大切なのです。
足腰が弱った家族がいる場合は、腰掛と手摺の組み合わせが一番です。
靴もホールと玄関の両方から取り出しやすい場所に収納して、靴の履いたり脱いだりする一連の動きを使いやすくサポートします。
腰掛があると、靴の紐を結んだりブーツを履いたり、靴のメンテナンスを行う際にも活用できます。