ドアや戸リフォームの概要 ドアや戸のリフォーム
ドアや戸は、住まいの中でも動かすという独自の機能を備えています。
部屋に出入りしつつ、光や音などを遮りプライバシーを守るという、大切な機能を持った部分なのです。
ドアや戸のリフォームは、金物部分の不具合や扉部分の傷み、扉の形式の変更や内装リフォームに合わせて行うなど、理由は多岐にわたります。
ドアや戸は再利用しやすい部品なのですが、上手く再利用することは難しいことも多いものです。
そこで、修理や交換のリフォームが中心となります。
金物の不具合については、リフォームというより修理となります。
ただ、ドアの丸ノブはレバーハンドルに交換する方が使いやすくなります。
修理の際には、ドアや戸を より使いやすくする金物に交換するリフォームを行うことも考えましょう。
ドアや戸も内装同様に、傷がついたり汚れたりして、リフォームが必要になることがあります。
扉が変形してしまうと閉じにくくなったり、開きにくくなったりします。
正面に張ってある板が破れたり傷んだりすることもありますし、扉の角も傷つきやすい部分です。
無垢の材料を使った木製建具は、使い始めの2年くらいまでは、変形して開きにくくなることも少なくありません。
ただこの場合は建具の調整を行うことで、多くの場合は治すことが出来ます。
木製建具を良く使っているハウスメーカーなどでは、1年目の建具調整のメンテナンスが購入時に含まれていることも多いのです。
住まいをバリアフリー化する場合、ドアや戸のリフォームもポイントとなります。
開き戸は車椅子で開けることが難しく、体が不自由な人にとっても、開き戸より引き戸のほうが使いやすいのです。
また敷居の段差や床の高さを変える為に、戸をリフォームすることも多くなります。
バリアフリーのリフォームは、手摺とドアや戸の使い勝手が大きなポイントなのです。
内装と同時に行うドアや戸のリフォームは、部屋のインテリアの変更や使い勝手の改善、間仕切壁の移動などに伴って行われます。
インテリアに合わせてフスマを戸に変更したり、押入れの戸を折り戸に変更したり、さまざまなリフォームが考えられます。
子供の成長に合わせてドアの高さを高くするリフォームも、ちょっと古めの住まいでは多いものです。