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物件247 台所でシャワーを浴びる家(中編)

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台所でシャワーを浴びる家(後編)


台所でシャワーを浴びる家(中編)


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物件247 台所でシャワーを浴びる家(中編)  劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック

劇的!ビフォーアフター 物件247 台所でシャワーを浴びる家(中編) で紹介されている、リフォームの役に立つアイデアをチェックしましょう。
この物件はさわり部分が以前に放送されていたので(ここで前編として紹介)、今回の番組を中編とします。

今回の劇的!ビフォーアフター 物件247 台所でシャワーを浴びる家 は、初の海外、フランス・パリのアパートのリフォーム。
築153年の狭小アパートは、老朽化がひどく廃墟同然のひどい状況です。
半年前の状況紹介に続いて、いよいよ実際のリフォームの開始となります。
外観の改装には制限が多いパリで、匠がどんなリフォームを見せてくれるのか興味深いところです。

まず匠は依頼主の夫婦と一緒に、パリにある日曜大工の製品を売っているところを視察です。
パリらしい製品に加えて、日本が得意とするタイプ製品もちらほらと扱っているようで、依頼主の好みにあう製品を確認していきます。
パリの工務店の人たちとの挨拶も済んで、いよいよ解体が開始されます。

狭い階段を重い工具を持って登るのは、慣れた職人さんでも一苦労。
窓に電動ウインチを固定して、発生する廃材を下に降ろしていきます。
建材を持ち上げることも出来るので、解体から改修工事まで活躍しそうです。

不要な設備をはじめ、構造に関係のない壁は全て壊します。
さらに天井も解体しようとしたところ、天井裏の梁が脆くボロボロになっていました。
シロアリの被害の後のようで、もしシロアリが残っていたら建物全体を防虫処理する為に工事が中断となってしまいます。

ここでシロアリを検査してくれる業者の登場、シロアリの有無を確認しています。
実はシロアリではなく、シバンムシという小さな虫による被害でした。
表面を食べるだけで硬い芯の部分までは食べないので、被害は限定的で倒壊するほどにはならないようです。

そこで小屋組みを補強する軽量鉄骨や梁を電動ウインチで持ち込み、小屋組みを補強します。
虫に食われていた部分は脆い部分をそぎ落として、薬剤で防虫処理して被害が進まないようにしました。
レーザーで水平を確認しつつ、天井の下地となる軽量鉄骨を取り付けていきます。
依頼主で日曜大工が得意のアランさんも工事に参加して、工事が進みます。

電気配線を行う壁は、配線する部分を削ってケーブルを埋め込みます。
土壁なので壁内を通すことが出来ず、ケーブルを埋め込んで石膏で仕上げる工法が一般的なようです。
パリでも、天井裏には断熱材を充填します。

大きな石膏ボードはウインチでは上がらず、狭い階段を使って運びます。
天井をその石膏ボードで覆って、以前より数センチ下がった位置が新しい天井面となりました。
外壁面の内壁には断熱性能を備えたウレタン貼りの石膏ボードを追加、こちらも断熱性能を高めました。

今度は床材を撤去、根太も外します。
ここで匠は南仏へ出かけ、コルクの採取に立ち会います。
熱湯につけて熱く柔らかいうちに加工します。
そこにあるコルクの再生工場では、使用済みのコルクを細かいチップに砕き、ブロック状に固めて新しいコルクとして再利用しています。

匠も手伝って新しい根太を持ち込み、床の下地を平らに作ります。
石膏団子で根太を支え、根太にクロスに打ち込んだ釘で固定する工法です。
床下の空間が最小限で済み、床の下地に負担を掛けない、古い構造に適した工法を使っています。

ここで先ほどのコルクを固める前のチップが登場、床下の隙間に敷き詰めて防音効果と保温効果を高めます。
さらに根太の上には薄いコルクを貼って、ゴムクッションのような防音効果を追加しました。
最後に床板を張って、新しい平らな床の完成です。
また隣家に面する側の壁にはコルクボードを貼り、防音性能を高めました。

ボロボロだった木製窓も、デザインをそのまま、アルミ製窓に改修したようです。
開き勝手はオシロバトンと呼ばれる、両開きと内に少し傾けて換気が出来る2つの動きをするタイプを採用。
子供部屋の安全な通風を確保しています。

ここで匠は、下階の住民に遮音の性能を確認。
ほとんど気にならないレベルまで足音などが抑えられたようです。

屋根上の煙突を外し、暖炉で煙を出して、煙突から煙がスムーズに流れることを確認します。
そして防火の為のステンレス配管を煙突に通して防火性能を備えた煙突を確保、古い暖炉スペースを活用する計画です。

さらに匠はパリの採石場に出かけて、断熱効果の高い石を入手。
暖炉周りを、この石で仕上げました。
新たな小型の薪ストーブを設置、さっそく薪を燃やして確認しています。

ここで匠はセーヌ川に浮かぶボートハウスを視察、船の中のリフォーム内容をチェックしています。
デッキ上の食堂やアールを活用したリビングスペースなど、船の中とは思えない明るさや開放感が感じられます。
水道から電気や電話まで、一般的な住まいと変わらない設備が使えます。
大きな船で室内も十分以上に広大で、魅力的な生活空間です。

ここでキッチン機材が運び込まれ、システムキッチンが組み立てられています。
さらに匠が空港で人を待っているシーンで、今回の 劇的!ビフォーアフター 物件247 台所でシャワーを浴びる家(中編) は終了。
ボートハウスの視察がどんなリフォームにつながるのか、またパリと日本のどんなコラボレーションが出来上がるのか、次回に大注目です。

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