天井の傷み方 内壁のリフォーム
天井は、汚れが気になる場合と、材料の傷みが目立つ場合の二つがリフォームの主な原因となります。
この汚れや傷みに対する感覚は人それぞれでかなり違ってくるので、リフォームの周期もそれぞれ違ってきます。
また長い間使っていると、表面が劣化して粉をふいたようになる場合もあります。
この時はリフォームが必要な時期となります。
天井が汚れたり傷んだりする原因としては、調理や喫煙などの煙による物が主になります。
また照明機器やエアコンの近くなども、ホコリを吸い寄せやすくなるので汚れやすいようです。
内壁より煙による汚れは多いのですが、触れることはほとんどないので、汚れる原因も少なくなります。
またカビが生えたり雨漏りによってシミができて、天井が汚れてしまうこともあります。
天井の調理や喫煙などの煙による汚れや電気製品近くの汚れは、住まい手であるあなたが気になるかどうかという点が一番のポイントとなります。
煙による汚れはコンロの近くや喫煙する場所の近くなど、煙を発生する場所の近くの天井が汚れるポイントです。
電気製品による汚れは、さほど気にならない場合も多いでしょう。
それ以上に電気機器本体の汚れが目立つので、天井の汚れとしては感じにくいのです。
天井の汚れについては、気になったら掃除して、落とすことができなければリフォームとなります。
天井に使用されている材料によっては、掃除が難しいものもあります。
日常の汚れは住まいの耐久性には ほとんど関係がないので、気になって仕方がないときのリフォームで十分でしょう。
天井の仕上材が古くなると、表面仕上げ材が劣化して粉をふいたようになったり、表面がポロポロ落ちてきたりします。
掃除のときに床に落ちている場合も多く、触ると簡単に落ちてくるので分かります。
こうなってくると室内を汚してしまうので、リフォームが必要です。
天井を点検する際に最も重要なのが、カビや雨漏りによる汚れです。
ひどいカビが発生している場合は、屋根裏や壁の中で結露していたり、雨漏りしていることが考えられます。
放っておくと柱や梁なども腐ってしまう可能性が高いので、早急な対策が必要です。
カビが原因の場合は水廻りや普段閉め切っている部屋や北側にある収納の天井が、要チェックポイントです。
雨漏りによる天井のシミやカビは、壁の近くか屋根の切れ目などの下部がチェックポイントです。
ただ雨漏りの場合は水が伝って別のところが濡れる場合もあるので、全体的にチェックしたほうがいいでしょう。
天井の仕上げ材料によっては、雨漏りの跡が分かりにくいこともあります。
そこで分かりにくい天井の場合は、大雨が続いた後に、天井を触ってチェックしましょう。
他の部分より湿っていたり冷たかったら、雨漏りで濡れた可能性があります。
こちらも放っておくと住まい全体が傷んでしまうので、早急な対策が必要です。
