外壁のリフォーム費用 外壁のリフォーム
外壁のリフォームには、かなりの費用がかかります。
壁は4面以上あるので、見かけよりも面積が広くなってしまいます。
さらに2階部分がある場合は、足場と呼ばれる工事をするスペース作りが必要となります。
そこでどうしても、リフォーム工事の費用が高くなりがちなのです。
そこでここでは外壁のリフォームにどれくらいの費用がかかるのか、紹介しましょう。
住まいのモデル:温暖な地域、1階2階とも60平米で、壁面積160平米と想定。
外壁仕上のリフォーム | 材料、仕様 | 参考コスト |
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既存吹付け塗装を再塗装(吹付けタイル)のリフォーム | 1,050,000円 |
既存吹付け塗装を再塗装(アクリルリシン)のリフォーム | 850,000円 |
既存吹付け塗装を左官仕上(珪藻土系)へ変更のリフォーム | 1,300,000円 |
既存壁の上にサイディング貼り(窯業系・厚12mm)のリフォーム | 1,600,000円 |
既存壁の上にサイディング貼り(ガルバリウム鋼板・断熱材充填タイプ)のリフォーム | 1,750,000円 |
既存の外壁はそのまま残し、胴縁取り付けの上新たな外壁を作り、窓廻りに水切りを設置するリフォームです。
2階建ての外壁のリフォームには足場が必要なので、かなりコストがかかります。
外壁の面積が2倍なら、工事費用の概算もだいたい2倍となります。
既存の外壁の強度が極端に下がっている場合は、既存壁を撤去する工事も必要となります。
既存の外壁を撤去する場合は、300,000円程度のコストの上乗せが必要です。
窓廻りやサイディングの継ぎ目には、シーリングと呼ばれる防水材のリフォームも必要です。
このシーリングのリフォームを単独で行う際の費用も、チェックしましょう。
外壁シーリングのリフォーム | (長さ200mと想定) | 材料、仕様 | 参考コスト |
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サイディング及び窓廻りのシーリングのリフォーム 足場除く | 500,000円 |
仮設足場 160平米を想定 | 380,000円 |
リフォームコストには、既存シーリング撤去費用を含みます。
注)コストには地域差や時期、各業者などによって違いが発生します。
シーリング材は日光に当ると劣化しやすくなりますから、日光が当たりにくい工夫も必要でしょう。
シーリングだけのリフォームは、足場が必要になるとかなり高価となります。
外壁のリフォームと同時に考えた方が良いのかもしれません。
外壁のリフォーム費用は、2階建て以上の場合は特にコストが掛かります。
外壁を撤去する費用は、全体の費用からすれば差ほど高くはないので、既存の外壁の上から行うよりも剥がして通気層を確保しつつ、新たな外壁を作ったほうがいいのかもしれません。
外壁の再塗装を行うリフォームでも、かなりの費用が必要です。
ただ足場の有無で費用が大きく変わるので、平屋の住まいなら再塗装のリフォーム費用はかなり抑えることが出来そうです。