太陽光発電とは? 電気を作る太陽光発電を導入するリフォーム
太陽光発電は、太陽の光に含まれるエネルギーを電気に変換して、家庭で使用する電気として利用する装置です。
太陽の光を受ける発電パネルを屋根などに設置して、その発電パネルに太陽の光が当たることで発電します。
発電した電気は一箇所に集めて、家庭で使える電気に変換して、住まいで使う電気として利用します。
太陽光に含まれるエネルギーの20パーセント程を、電気として取り出すことが出来ます。
さらに余った電気は、電力会社に売ることが出来ます。
これを売電と呼び、現在は買う際の電気代の2倍くらいの価格で買い取ってくれます。
電気がたくさん使われる、晴れた昼間に電気を生み出すので、電力会社全体での電気使用量の昼間のピークを抑えることにもつながります。
電気を使用しすぎることによる停電を、未然に防ぐ効果もあるのです。
太陽光発電を効率よく行うには、発電パネルの設置場所が大きなポイントです。
たくさん発電するためには、発電パネルもたくさん設置することになるので、広い設置面積が必要になります。
また発電パネルが日陰になると、発電量が大きく下がってしまうこともあるので、日陰にならない場所に設置することも大切なのです。
太陽光発電で作った電気を変換する装置は、エアコンより小さいサイズなので、比較的設置しやすいものです。
電気を扱うので、既存のブレーカーの近くに設置することも多くなります。
電気工事が必要になるので、配線などを電気工事業者が行います。
太陽光発電の設置費用は、一般的な発電量の太陽光発電装置一式で200万円ほどかかります。
設置が難しい屋根だとさらに費用がかかるので、かなりのリフォーム費用を準備する必要があります。
しかし一旦設置すると、電気を生み出してくれるので、省エネルギーやエコロジーに貢献します。
また現在(2011年)は売電価格が高くなっているので、上手く売電できれば、設置費用を早めに回収することも可能なのです。
こんな特徴の多い太陽光発電システムを設置するリフォームは、発電パネルを設置する屋根や屋上の状態をチェックすることから始めましょう。