窓と雨戸リフォームの概要 窓と雨戸のリフォーム
窓と雨戸は、光を取り込みつつ、風雨を防いだりする機能も必要な部分です。
出入口として使われたり、通風に使ったりする場合も多く、使いやすさと防犯性能を兼ね備える必要もある住まいでも大切な部分なのです。
窓や雨戸のリフォームは、金物部分の不具合や雨戸部分の傷み、ガラスの性能アップや枠が傷んでの交換、外壁リフォームに合わせて行うなど、理由はいろいろ考えられます。
木製窓の場合は、変形して閉まりにくくなった際に調整するリフォームもあります。
金物の修理以外の場合は交換となるリフォームが多く、金物部分でも修理用パーツがなくてリフォームとなることもあります。
一旦外してしまうと枠が変形してしまうので、再利用のリフォームは難しい部分です。
窓に要求される性能は、光を取り入れつつプライバシーも確保する点と防水性能、断熱・防音性能と防犯性能と、いろいろなものが考えられます。
開放操作がしやすい性能も大切で、高所に取り付けられた窓などでは、オペレーターと呼ばれる開閉操作部分もしっかり動作する必要があります。
それぞれ求める性能によってリフォームする内容が大きく異なってくるので、あなたが欲しい性能を決めて最適なリフォーム方法を選ぶことが重要なのです。
光を取り入れつつプライバシーを確保する点では、カーテンやブラインドの有無がポイントとなります。
カーテンなどを取り付けられる部屋では、透明で外が見やすいガラスを使うことが基本です。
しかし浴室やトイレなどカーテンなどを取付けにくい部屋や納戸など中身を見られたくない部屋では、曇って外がはっきり見えない型ガラスと呼ばれるガラスを使用します。
最近では浴室で使えるブラインドもあるので、開放感を重視する場合は、ほとんどの部屋で透明ガラスの利用も可能です。
窓には光や風を取り入れつつ、雨水や風を防ぐ性能も必要です。
雨が入ってしまうと内部が傷んでしまいますし、隙間風が入ると冷暖房の効果が弱まり、不快さも増します。
原因をしっかり把握した上で、対策が必要なリフォームとなります。
断熱や防音性能を高めたい場合は、ガラスの交換と内窓の設置のリフォームがあります。
断熱性能を重視する場合と防音性能を重視する場合では、リフォーム内容も少し違ってきます。
重視する目的をはっきりさせた上で、リフォーム計画を検討しましょう。
防犯性能を高めるには、ガラス本体の防犯性能のアップと錠部分の防犯性能アップの二点があります。
基本はガラス部分の防犯性能を高めることが大切ですが、錠部分が弱いとせっかくガラスの防犯性能を高めても、効果が弱まってしまうことも考えられます。
そこで窓全体の防犯性能を高めることが大切なのです。
窓では金物やオペレーターもリフォームのポイントとなります。
クレセント（廻して固定する錠）や戸車など、傷んでくると上手く閉まらなかったり、動きにくくなります。
開閉操作を行うオペレーターが壊れると、窓を開け閉めできなくなります。
特に閉じなくなると雨が入ってくる可能性もあり、緊急修理が必要にもなることもあります。
雨戸では、扉が傷んだことや動きが悪くなった、断熱や通気機能が欲しいなどの原因がリフォームのきっかけとなります。
雨戸は台風などの際に窓ガラスを守ってくれたり、光や暑さや寒さを遮ったりする効果が高いものですが、傷んでくると使いにくくなります。
スムーズに開け閉めできないと日常の開閉が面倒になり、使わなくなることも少なくありません。
そこで雨戸を活用する為にも、使いやすい状態を保つことが大切なのです。
雨戸を日差しを遮ったり夜の防犯に活用する場合、風通しが欲しい場合もあります。
最近の雨戸には通風を行いつつ、日差しを遮り防犯性能を発揮出来るブラインドのような機能を持つ製品もあります。
雨戸の新しい使い方の為に、リフォームを行うことも考えられるのです。
