水廻りリフォームの概要 浴室からトイレまで、水廻りのトータルリフォーム
住まいには、キッチン以外にも浴室や洗面所やトイレなど、水を使う場所があります。
キッチンはダイニングやリビングと同じ部屋なので、目立つ部分ですし、リフォームされることも多くなります。
しかし体を清潔に保つ浴室や洗面所やトイレなどの水廻りは、目立たないものの毎日良く使う部屋で傷みも早く、清潔で快適にするリフォームが重要な場所なのです。
浴室や洗面所やトイレなどの水廻りは、毎日水を使用するので、その水分によって傷みやすい部屋となります。
そこで毎日快適に使用するためには、比較的短い期間ごとのリフォームが欠かせない部屋ともいえるのです。
水廻りのリフォームのきっかけとなるのは、水などで仕上げ材や下地が傷んだ場合と、シャワーや便器など設備機器が古くなったり壊れたりした場合があります。
また家族にバリアフリーが必要となった際にも、水廻りのリフォームが必要となりますし、古い住まいでは水廻り自体が使いにくくリフォームが必要となる場合もあります。
リフォームの原因となる要素がたくさんあるので、リフォームを行う頻度も高くなるのです。
水廻りに使用される設備機器は、住まいの中でも進歩が早い部分でもあります。
10年前の便器と比べると、現在の便器は1回水を流したときに使用する水の量が半分以下となっています。
浴室が断熱されて冬の床の冷たさが緩和されたり、お湯が冷めにくくなっていたりと、省エネルギーの面で進歩が目立つのです。
そこで水廻りを最新の設備機器に取り替えるだけでも、便利さが高まり省エネで水道光熱費を減らせるなどの効果が期待できます。
水廻りをリフォームする場合、浴室や洗面所やトイレを別々の時期にリフォームするより、同時に行う方が効果的な場合も少なくありません。
特に洗面所と浴室は隣り合うことが多く、浴室の湿気などで同時に傷んでしまうことも少なくないのです。